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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|真菌・水虫・マラセチアに

<真菌・水虫・マラセチア>


皆さん、こんにちは。
お家いきいきケアペットドクター|今村香です。


いつも、いいご縁をありがとうございます。
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。


暑いですね~、むしむし湿度もすごいですね~!このように湿度が高いと問題になってくる皮膚病の一つに真菌による感染症があります。

真菌の感染は湿度70%以上、温度15度以上になると容易に活動しやすくなります。
マラセチアも真菌の仲間といわれていて、同じように高湿度で皮脂の分泌が盛んになると増えだします。


ただ真菌もマラセチアも皮膚に常在しているものです、むやみに怖がらずに。
消毒しすぎることでかえって皮膚の常在菌のバランスを崩してしまうことになります。


人の水虫は、真菌のうち白癬菌に感染すると水虫になります。この白癬菌は通常はいないものです。


真菌のえさはケラチンというたんぱく質で、ケラチンは爪や髪の毛、角質に多く含まれています。人では爪や足の指の間になることが多いですね。動物では額や顔の周辺に見られることが多いですが、身体のどこでも感染してしまいます。


動物の真菌をもらってしまったことで、腕の内側やおなかに輪状の発疹が出来てしまったりします。
新しい子を家族に迎えた場合は気を付けておいてくださいね。



マラセチア性の皮膚炎は人でも犬でもありますが、犬猫では主に外耳炎とか脂漏性皮膚炎に併発してしまうことが多いです。人ではニキビの原因になっていまして、背中ニキビとかはマラセチアが原因のことが多いようです。


マラセチアの好物は皮脂です。皮脂の分泌が盛んになるとエサが豊富に取り込めることで爆発的に増殖します。そうすると黒いべたべたする外耳炎をおこしてしまったり、脂漏性の皮膚炎になっていきます。


一般的な治療は抗真菌薬の塗り薬や飲み薬を長期にわたって取ることで白癬菌の活動を消失させていきます。ただ、角質層に残りやすいので、次の年の湿気のある時期に再発してしまうということもあります。


では、自然療法ではどう対処するのかというと

MT)Thuj/スーヤ
MT)Calend/カレンヂュラ
を薄めたものを塗布したり、飲んだりしましょう。


そして、レメディでは
Graph/グラファイト  
Nat-m/ナイチュアミュア
Nat-s/ナットソーファ
Sep/シピア
Sulph/ソーファ
Sil/シリカ

などがよく知られています。ただ、排出を促す反応の強いレメディたちが多いので、セルフの場合は気を付けながらお取りください。


他に、野草を焼酎漬けにしたものを薄めて塗布しても痒みが治まることもあります。
ドクダミ、ヨモギ、オオバコ、カキドオシなど


漢方薬だと、十味敗毒湯、消風散、温清飲など
軟膏であれば紫雲膏、太乙膏が選べます。



レメディと併用もできますので、自然の力を使って自己治癒力をあげていきましょう。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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