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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|酸化油の怖さ

<酸化油の怖さ>


皆さん、こんにちは。
お家いきいきケアペットドクター|今村香です。


いつも、いいご縁をありがとうございます。
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。



桜から花桃に移りましたね。その花桃の花を近くで見たら、1つの花に赤やピンクや白の色が入ってとても賑やかでした。
お近くでも花桃を植えていたら、ぜひ観察してみてくださいな。


今回は油のお話です。
揚げ物の油を使いすぎると臭くなったり、ドロドロになったり、泡が出たりして、油がへたってきてると思い処分すると思います。


でも、食品中の油脂の場合、わかりにくいこともありますね。


油の酸化は、空気中の酸素,湿気,熱,光,微生物などで変化していきます。高温処理をしなくて太陽光線によって酸化してしまいます。

その油の劣化の度合いをみるのに、酸価・過酸化物価という指数を使います。菓子指導要領では「酸価が3を超え,かつ過酸化物価が30を超えないこと」または「酸価が5を超え,または過酸化物価が50を超えない」こととなっています。


例えば、太陽光線を20時間あてると過酸化物価が400まで上がってしまいます。何気に蛍光灯でも酸価は進んでしまいます。

お菓子や食品に遮光保存や脱酸素剤が使われているのは、この太陽光や酸素による酸化を防ぐためです。ですが、封を開けてしまったものに関しては、劣化が進むので、2か月ぐらいの目安にするとよさそうです。

気温によっても酸化のスピードは進んでしまいますので、これから気温が上がる夏場にかけて、おやつやドライフードの保存場所を注意した方がいいですね。とくにおやつは透明な包装容器に入っていることが多いので、気を付けないといけませんね。


ちなみに、酸化した油の害ですが、作られた過酸化物質によって、体の中の酵素を不活性化し、血球の破壊、肝臓、腎臓、肺の肥大化、各組織の細胞変性、壊死等を引き起こしたりします。

つまり、動脈硬化、皮膚のシミやしわの原因や脂肪肝、長期摂取ではがんや認知機能の低下も起こります。


ドライフードはこういう害も隠れているんですね~。


ドライフードが商品となり店頭に並ぶまでに時間がかかってしまいますね。フードには消費期限はなくて賞味期限となっています。その賞味期限も数か月のものから数年のものまでありますが、油の酸化から考えると、製造年月日を気にしないといけないですね。出来るだけ早く手元に届くほうが、酸価指数がすすまないでいられます。


海外製のものだと、作られてから手元に来るまでにすでに数週間は過ぎてしまっている可能性がありますから、どんなにいいものでも油の面から考えると要注意です。ただ、もちろん簡単に酸化しないように、酸化防止剤やビタミンEなどが添加されていますので、安心??かな。





最後までお読みいただきありがとうございました。

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