＜1月の暦の上のビッグイベント＞


皆さん、こんにちは。
お家いきいきケアペットドクター｜今村香です。


いつも、いいご縁をありがとうございます。
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。


新しい年が始まってから日常を揺るがす事故や災害が立て続けに起こってしまい、このちょっとした不満や不安のある、ありきたりの風景や日常生活がとてもありがたいことだと再認識させられています。

そして被害にあい、日常を取り戻せるかどうか不安になっている方々に、希望を失うことなく過ごせますように願っています。


＜1月の暦＞
６日から小寒、２０日から大寒になり、１８日からは冬の土用が節分まで続きます。

1月は生活に欠かせない行事もたくさんありますね。
初夢、書初め、鏡開き、七草がゆ、どんと焼き、十日戎、小正月、小豆粥など。

十日戎は関西地方を中心に商売繁盛の祈願をおこなう行事です。福男選びと福笹を授けてもらうために大変な賑わいになります。関東地方では、年末におこなわれる酉の市が相当するのではと思っています。大きな飾りつけされた熊手を買い求めることで有名ですね。


＜陰陽五行の世界観＞
1月は冬も終わりの頃、次は春が待っています。

冬は腎-膀胱経絡と陰の気が気になるときです。腎は身体の中の水分代謝や生命活動のエネルギー、ホルモン、疲労や老化と深いかかわりがあります。陰の気が強い冬は水分もエネルギーも停滞してしまいがちです。外も寒いので運動や活動も控えめになり、ますます滞ってしまいます。


その中で、鏡開きの時のお汁粉と小豆粥に出てくる小豆が冬の間の栄養を補う意味でも、身体の中のむくみを取る意味でもとても重要になります。


小豆にはタンパク質、ビタミンＢ複合体、鉄分、サポニン、食物繊維が含まれます。冬の間の野菜不足による栄養を補えるようにしてくれています。

ビタミンB複合体は脂肪からのエネルギー変換や脚気の予防、疲労回復、イライラ予防、美肌効果を高めてくれます。サポニンには溶血効果があり血栓を作りにくくして脳や心臓のつまりを防いでくれます。食物繊維は便秘解消に必要です。鉄分は言わずと知れた貧血予防。


古くからある慣習には、経験に則って忘れられないように伝えてくれるものが多いです。

もちろん、犬猫さんにも小豆粥はおすすめです。その際は小豆をしっかりと炊いてあげましょう。硬いと消化不良になってしまいますよ。



＜宙の動き＞
4日 　しぶんぎ座流星群
11日　新月
18日　月と木星が接近
26日　満月（ウルフムーン）
28日　水星と火星が大接近

冬は夜が長く、空気が澄み渡っている季節で寒いのですが夜空もきれいです。ぜひ眼を休めるためにも宙を仰いでみてください。



今年はオンラインでもセミナーを行う計画をしています。ご都合がつけばぜひ参加してください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

生きとし生けるものがすべてが、のびのびと希望に満ちた生活を助けることと、
そして、かけがえのないペットライフを楽しむお手伝いを！



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