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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|クリスマスの時期に気を付けたいこと

<クリスマスの時期に気を付けたいこと>


皆さん、こんにちは。
お家いきいきケアペットドクター|今村香です。


いつも、いいご縁をありがとうございます。
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。


急に寒くなりましたね~。前日までの気温差が15度とかになるとつらいです。
自律神経の働きをカバーするために、乾布摩擦!!が一番おすすめです。洋服の上からごしごし擦っちゃいましょう。


この時期に気を付けたいことです。

クリスマスの時期になるとよく見かけるようになるのがポインセチアではないでしょうか。
ですが、ポインセチアは有毒植物なのです。

ポインセチアはクリスマスカラーの赤、緑、白を持つ植物です。赤と緑色は葉の色、白は樹液の色です。しかし、この樹液が実は触れると皮膚炎やかぶれを引き起こします。また、犬がなめたりだべたりした場合は、下痢や嘔吐、口の周りがかぶれたりします。


もう一つ、冬の定番シクラメンにも注意です。

シクラメンにはシクラミンという毒が全草に含まれていて、特に球根部分に多いです。毒性はかなり強いので、食べてしまうと嘔吐や下痢、胃腸炎などを引き起こし、大量に摂取すると不整脈、けいれんを起こし亡くなることもあります。



次に、クリスマスケーキを食べられちゃった!!にも注意したいですね。
チョコレートケーキではカカオ中毒になりにくい量ですが、生クリームケーキでも乳製品に対して敏感な体質だったり、脂肪の消化がうまくいかなかったりと、消化不良を起こしやすく、軟便から下痢、嘔吐なども起こることもあります。

あまりに下痢嘔吐が続くのであれば急性膵炎も怖いので、治療をしましょう。



また、クリスマスに食べることが多い、フライドチキンです。

加熱した骨は噛むことで鋭く裂けてしまうので、胃や腸を傷つけてしまうこともあります。様子をみて心配なら動物病院を受診しましょう。あとは使われている香辛料や脂っぽさから、下痢嘔吐を引き起こすことも考えられます。



最後に、猫ちゃんはクリスマスの飾りに注意です。
ツリーのオーナメント、きらきら光る飾り紐。
好奇心旺盛な子はちょいちょい遊びつつ、カミカミしてしまい飲み込んでしまう子もいます。

ウンチがつながって出てきて、びっくりするだけならいいのですが、危険な場合は腸が詰まって開腹手術となる場合もあります。


クリスマスから年末年始、動物病院の休診時期もチェックしておくようにしましょう。



レメディでは 
Nux-v/ナックスボミカで中毒対策、飲みすぎ食べすぎに。
下痢嘔吐ならVaret/バレチュームやNux-v/ナックスボミカ、Ars/アーセニカム。
脂っこいもの、乳製品で体調を崩したらPuls/ポースティラ、Nat-p/ナットフォスの出番です。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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