＜5月の養生＞


皆さん、こんにちは。
自然派獣医師で自然療法家のかおりんこと、今村香です。


いつも、いいご縁をありがとうございます。
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。


新緑の季節がうれしいですね♡
緑色が若々しく、芽生えたての葉はつやつやと柔らかで優しい雰囲気を出しています。こんなみずみずしいエネルギーをいっぱい頂いてしまいましょう！


そもそも、二十四節気は太陽の周りを地球が一周する通り道を24等分したものです。そのうち立夏は4分の1を過ぎたところ。毎年同じ季節の巡りがやってくるために、季節を知り、農業の指針としていました。

そして、とうとう季節の暦では夏です。立秋の8月8日までが暦上では夏になるので、夏への準備に備えていきましょう！


立夏は５月６日、小満は５月21日で、４月から続いている土用が５日に終わります。


立夏は田植えの時期や豊作を願う祭りの時期でもあります。
この辺りでも地域の小さなお祭りが5月3日におこなわれてます

また、前日の5月5日は端午の節句です。菖蒲湯やちまき、柏餅が定番です。菖蒲には邪気払いの効果があり、雨に流行るであろう病を払おうとしたようです。


小満は秋に蒔いた麦の穂が伸びて実を膨らませる頃で、一安心の意味で小満です。



五行では木（春）→火（夏）→土（土用）→金（秋）→水（冬）とめぐっていきますが、季節の進行に当てはめると、土の場所が納得いかないのです。食養生の場合は、土を中心として考えると、しっくりいくと思います。季節季節の境目に土（土用）が関わっていきます。


色々な食材が豊富に出回り始めますね。特に新じゃが、新キャベツ、そら豆、スナップエンドウ、タケノコなどなど。他にもいっぱいありますので、お住いの地に育っている野菜を多く選んで活用してください。

春は肝臓の季節でしたが、夏は心臓になります。心臓に問題がある方は心臓に良いとされる苦み成分を含むものを意識して取り入れましょう。ゴーヤ、タケノコ、フキ等の山菜類、ゴボウなどもいいとされています。


これからどんどん気温も高く、蒸し暑くなります。身体が体温調節をするのに欠かせないのが、毛穴です。汗をかいて出す場所ですので、冬に閉じてしまった毛穴を開くつもりで、気温が高くなる前から運動を心がけましょう。


月の満ち欠けでは、満月が5月6日、新月が20日です。6日の満月は半影月食という地球の薄い影に覆われる月食が起きるようですが、実際の月の色の濃淡は感じにくいかもしれません。





最後までお読みいただきありがとうございました。

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