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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|マッサージ・整体調整のすばらしさ
<マッサージ・整体調整のすばらしさ>
皆さん、こんにちは。
自然派獣医師で自然療法家のかおりんこと、今村香です。
いつも、いいご縁をありがとうございます♡
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。
ほとんど災害のないこの辺りですが、一晩中、大雨と雷が鳴り響いて、なかなか眠れない夜を過ごしました。大雨警報が出てしまうぐらいで、とても驚きました!河川の氾濫はなかったのですが、やはりこわかったですね。
こんな時は雨や風、雷が怖いペット達は震えるほどの恐怖を、飼い主さんはそれに付き合って疲れ果てた時間を過ごしたのかなと、心配もしました。
この恐怖や不安は心の問題だけではなく、身体や内臓機能にも影響を及ばします。
まず、不安や恐怖を感じると脳のまんなかにある偏桃体という場所が活動を起こしだします。この反応は原始の反応なので、本能と呼ばれるものになります。ですので、なくすことはできないんです。扁桃体が起こした反応が視床下部に伝えられて自律神経やホルモン分泌、情報伝達を活発化します。要するに戦闘態勢に入ったことを身体の各部分に伝え対応する準備を促します。この戦闘態勢に入った時に交感神経から内臓器官に向けて分泌されるのがノルアドレナリン、副腎から分泌されるホルモンがアドレナリンです。
ノルアドレナリンやアドレナリンは逃げたり、戦うため筋肉を動かしやすくします。心臓なら心拍を早め、血圧を高くして筋肉中の血管を広げ血流をながします。肝臓に蓄えていたグリコーゲンからブドウ糖を作り出してエネルギーを作り出します。皮膚の血管は収縮して、皮膚表層からの出血を防ごうとします。体温を保つためにぶるぶる震えて武者震いを起こすこともあります。身体を動かすと酸素が足りなくなるので気管を開いて呼吸しやすくします。一方で消化機能は抑制します。食欲を抑え、腸管運動も抑制して便秘状態にします。膀胱機能も拡張して尿意を感じないようにします。瞳孔も開き、周囲の状態を観察しやすくします。
不安、恐怖は、このように全身を緊張状態へと変化させてしまいます。
この緊張状態を長く続けてしまうと、人ではうつ不安症などの精神症状や便秘、消化不良といった消化機能の問題も出てきやすくさせます。対処法はリラっクスをすることです。興味のある大好きなことをすると、この緊張状態はほどけていきます。
ペット達にリラックスモードになってもらうにはマッサージ・身体調整もいい方法です。
ペットと視線を合わせることで、飼い主さんとペット両方に愛情ホルモンのオキシトシンが分泌されます。より一層のリラックス効果が発揮されます。この場合のマッサージは時間をかけてゆっくりと、声をかけながらケアしてあげてください。場所は複雑に考えなくて大丈夫です。抱っこしているなら、頭から背中をなでてあげる。寝床にいるなら、肩から足にかけてとか。
シニアで足腰の歩行に不安がある年代であれば、肉球もみもみマッサージ。ちょっと強めの力でもみもみしてあげましょう。ただし、嫌がる前にやめて下さい。
他に、首回り、肩回りはとても気持ちがいい場所です。頭を支えるのってやはり疲れるものなのでしょうね。触り続けていると筋肉の凝り具合もわかってくると思います。
当センターでは直接相談に来られた場合は、身体調整も施術しています。足腰のケアだけではなく、頭蓋仙骨調整、内臓器官の調整も行っています。心臓疾患からの気管圧迫や気管虚脱も骨格を緩めると咳込みの軽減につながります。
予約の上お越しください。お待ちしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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