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ペットと飼い主さんに,使える自然療法|ホメオパシーセンターアルモニア
<マザーチンクチャークレティーガス/MT.Crat/西洋サンザシ>
皆さん、こんにちは。
自然派獣医師で自然療法家のかおりんこと、今村香です。
いつも、いいご縁をありがとうございます♡
そして、メールを開いていただきましてありがとうございます。
気づいていただけましたか?タイトルを若干変更しています。少しわかりやすいようにタイトルを工夫してみました!お友達にもご紹介していただけると嬉しいです。
東洋医学では夏は心-小腸に負担をかけます。心はいわゆる心臓も含めた循環器、小腸は栄養吸収という意味があります。
心臓はそれでなくても陽の気をたくさん抱えているところ。夏の熱さで体の中もオーバーヒート気味になってしまいます。
ということで、今回のご紹介はMT)クレティーガス、強心剤です。
バラ科、サンザシ属、セイヨウサンザシ、別名ホーソン、メイフラワー
Crataegusはギリシャ語で「力」や「強さ」を意味するkratosと「鋭い」を意味するakisと「持つ」というageinを合わせた言葉で、「材が固い」という意味を持ちます。
木の高さは生垣サイズから高いものでは10mにもなり、白い小花を5月ごろにさかせ、秋には赤い果実をつけます。
実はフラボノイドとその配糖体、プロシアニジン、サポニン、ビタミンCを多く含みます。
サンザシ属は、世界中に多数の種類があり、古くから薬用として世界各地で使われてきました。
古代ギリシャでは神聖な木として拝められ、果実は縁起物として扱われています。古代中国では果実はビタミンミネラルの補給と胃腸の整える作用で使われてきました。
有名な逸話には、イエスキリストの処刑時にかぶっていた冠がこのセイヨウサンザシから作られたものとして伝えられていて、その後はキリストの血によって清められた植物ということで魔除けに用いられたりしています。
もう一つ。1620年に、イギリスからアメリカに渡ったメイフラワー号の船には、航海の無事を祈ってセイヨウサンザシが描かれていました。そのためにアメリカではメイフラワーとも呼ばれています。当時のイギリスでは傷や腫れを治すと信じられてたみたいです。
マザーチンクチャーでは、心臓の問題を抱えている人に使います。狭心症、心筋症、弁膜症など、心臓機能が弱ってしまい、倦怠感、動機、不整脈があり、激しい活動が出来ない人にです。手足の毛細血管が浮き出ていて、手のひらや顔が充血していて赤くみえます。
また、多動や注意欠陥障害、自閉スペクトラムを持っている人にもあいます。
精神的には絶望感、神経質、悲しみ、離別の後、悲しい思いを手放せずにいる人に。悲しみは肺から入りますが、抱えきれないことで、心臓にまで影響を及ぼしてしまったんですね。深い悲しみの経験があり、動機息切れなどの心肺機能に問題がある方はクレティーガスを飲んでみるのもいいと思います。
小話ですが、あのユンケルにも使われています。強壮作用があるということなんでしょうね。
飲用の目安は一日15滴ぐらいです。飼い主さんなら一日数回、一回数滴ずつ。お水に入れて飲んでみましょう。犬猫さんなら、食事に数滴ずつたらして食べさせてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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