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295【すーさんの学校】小ざさの羊羹
本当に何と表現したらいいのか分からない美味しさでした。
幻の羊羹を食べることができるとは思いませんでした。
小ざさの羊羹は1日最大150本までしか作れず、1人3本までしか購入できません。
ほとんどの人が3本購入するので、1日50人しか購入できないそうです。
そんな幻の羊羹でした。
この羊羹を、わざわざ早朝より並び、買ってきてくれた素敵な仲間がいました。
整理券は朝8時15分から配付されるようです。
平日でも7時半には、土日は6時半過ぎには50人を超えて列が打ち切りになるそうです。
列が打ち切りになっても、50人の中に入ったら、整理券をもらうまで列から離れることはできません。
はじめて並んだ日、その時は大雨でした。
7時に到着してギリギリ買えました。
これは、珍しいことだということと併せて、全て常連さんに教わりました。
この日、8時過ぎに来ては落胆して帰る人も多くいたそうです。
常連以外の人の集まり具合は誰にも予測できないので、タイミングが悪いと、5時台でも既に50人越えのこともあるそうです。
本当にすごいです。
無事に整理券をもらっても、開店時間は10時です。
開店後は整理券の関係ない、「もなか」を買いに来る人も多く、整理券があっても羊羹を購入するには、並ぶ必要があります。
そのため、8時15分に整理券をもらうと多くの人がそのまま10時開店を待つ列に並びます。
つまり、遅くても7時には(土日なら6時には)吉祥寺にいて、最短でも3,4時間は並ばなくては買えないのが、小ぎさの羊羹なのだそうです。
そこで、2回目は必ず買えるようにと、前日仕事が終わった足で吉祥寺に行き、泊まり、4時半から並んだそうです。
正直、周りでも、たかが羊羹に・・・とか、そこまでするならいらない・・・と言う反応も多数あります。
インターネットでクリックすれば何でも買える時代です。
羊羹は所詮嗜好品なので、それはそれで正しい反応だとも思っています。
『1坪の奇跡』(ダイヤモンド社)に本当に心打たれ、そこから本物を買ってみて差し上げた方の投稿も嬉しかったそうです。
そこから本を読んでくださり、更にはその投稿に反応してくださった方々のこと、それら全部を考えると、買いに行こう!と思ってから、行く間も、並ぶ間も、買ってからも、とっても楽しい時間を過ごせたと思います。
待ち時間は家にいたらダラダラ寝ているところを、本を読む時間が確保出来て一石二鳥だったとか、唯一の苦は立つにしろ座るにしろ、足腰が痛くなることでした。(笑)
はたから見たら幻の羊羹を苦労して買いに行っただけのことであるが、幻の羊羹を買いにいくことで楽しませてもらったし、それを食べた方々がこんなにも喜んでもらえて、それだけで十分に、逆に喜びをもらったとも思っています。
人は大切な人のためにと思い、行動するとき、苦労という言葉が幸せという言葉に変わります。
どんなに時間がかかっても、相手が喜んでくれる姿を想像するだけで幸せを感じることができるのだと思います。
一本一本に想いが込められた小ざさの羊羹。
この羊羹に素敵なストーリーがあるのと同じように、苦労を幸せに置き換えて、購入するお客様にも、その人それぞれの想いのこもったストーリーがあるのです。
そんな想いの込められた「小ざさの羊羹」をいただくことができて最幸の瞬間でした。
幻の羊羹と素敵なストーリーをありがとうございました。
こんな素敵な仲間に巡り会えたことは本当に幸せです。