ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

283【すーさんの学校】 口から出ていく「言葉」だからこそ

 毎日、口から入ってくるものは、食べ物や飲み物など、身体をつくっていくもので、いつも、安全で安心なものばかりです。
はじめから、毒や身体に悪いものと分かっていて、口に運ぶことはありません。
 毎日、口から出ていくものがあります。
それは、言葉です。
この言葉は、人の想いをどうにでもでき、時に、相手を苦しめる毒となることもあれば、命を救うことだってあります。
 そもそも、言葉の語源は、「言(こと)」+「端(は)」の複合語なのだそうです。
昔は、言葉を表す語は「言(こと)」が一般的で「言(こと)」には「事」と同じ意味があり、「言(こと)」は事実にもなり得る重い意味をもつようになったそうです。
 そこから「言(こと)」に事実を伴わない口先だけの軽い意味を持たせようと「端(は)」を加えて「ことば」になったそうです。
 歴史を紐解くと、奈良時代の『万葉集』から室町時代の『徒然草』にかけて、いろいろな使い方がされています。
 この中から「言葉」が残った理由としては、『古今和歌集』仮名序の「やまとうたは ひとのこころをたねとして よろづのことの葉とぞなりける」で表現されているとおり、「葉」はたくさんの意味で豊かさを表すためと考えられるそうです。
 「言の葉」が多く用いられていくのに並行し、「ことば」にも「言の葉」の意味が含まれるようになり、「言葉」は言語を意味する最も一般的な語として定着しました。
                                  (『言語由来辞典』より)

 「言葉」は、自分の意識そのもので、意志を伝えるためにあります。
人を傷つける「言葉」には、とげのある意識が、嬉しくなる「言葉」には、やさしい意識が働いています。
「言葉」は生きているのだから、伝えたいことを伝えるには、どんな「言葉」で表現するのがいいのか、相手のことを思いやりながら、発話しなければなりません。
 私たちから出てくる言葉そのものには、すべて、意味があり役割があります。
 私たち大人が、手本となって、楽しくて、嬉しくなる素敵な「言葉」をつかいましょう。
 きれいな花を見て、嬉しくなるように、きれいな言葉で、自分の周りにきれいな花を咲かせていきましょう。!(^^)!

  辻中公さんの「魔法の日めくりメッセージ」を参考にしています。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する