ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

274【すーさんの学校】役立つ事の「喜び」を知る

 「昨日は、ありがとうございました。」「この前は、ありがとうございました」と言ったとき、「何がですか」と言われることがあります。
具体的に話しをすると、そんなことっていう顔をされます。
やった本人は、意識していないのか忘れているのか分からないのですが、「ありがとう」と言われ、悪い気はしません。
こんな事にまで、気を掛けてくれたのかと思うとうれしくなります。
 どんな小さな手伝いでも、たくさんの「ありがとう」を言われることで、認めてもらったとか、人の役に立っていることを実感できるものです。
人の役に立っている喜びを実感することが、心を豊かにします。
最初は、身近なことかもしれないが、これが、将来、社会に貢献でき思いやりや責任感が育まれてきます。
 思いやりや責任感は、心に決めた目標や目的、信念、さらには、相手を思い、人や物を大切にできるようになっていきます。
つまり、志しの持てる人として進化していきます。
 そもそも、「志」とは、心がある方向を目指す意味の「心指す」が語源だそうです。
「志」の士印は、進み行く足の形が変形したもので、心が目標を目指して進み行くことを表しています。
 学校で、少し重いものをもって運んでいると、「手伝います」と言って、すぐに、荷物を持ってくれる生徒がいます。
この生徒だって、どこかで、手伝うことの喜びを教えてもらったから、自然に体が反応するのだと思います。
最初は、「手伝います」という言葉を発することでさえ、勇気が言ったはずなのです。
 このようなことがあった時は、必ず、学級担任や部顧問に報告をするようにしていました。
これは、学校だけのことではなく、社会や家庭でも同じです。
そして、手伝った本人に、「ありがとうって言ってたよ」とか「喜んでいたよ」等と伝えてもらいます。
 こうやって、自信がもてるようになり、役に立っていることを実感できるようになっていきます。
 社会にでると人としてもっと心豊かな人に成長していきます。
「何か手伝うことありますか」と、言ってくれる人がいます。
「何かお手伝いさせてください」と言ってくる人もいます。
その人達は、間違いなく、笑顔が素敵でキラキラしています。
人を喜ばせることに、幸せを感じています。
 子どもが手伝いをした時、習慣化しているお手伝いでも、精一杯の想いで「ありがとう」のシャワーをあびせ続けましょう。
そして、手伝いをしてもらった方は、「うれしい」という言葉を笑顔といっしょに返してあげましょう。
 思いやりや責任感が身につき、志しをもった素敵な大人になっていくからです。!(^^)!
   辻中公さんの「魔法の日めくりメッセージ」を参考にしています。

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する