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259【すーさんの学校】絵本はわくドキ!
読み聞かせと言えば、小さい子どものが、お母さんのひざの上で読んだり、一緒に本を持って読んだり、寝るときに横になって絵本を読んであげる光景が目に浮かびます。
学校でも、ボランティアによる読み聞かせが行われている所があります。
小学校や中学校に関わらず、各種の学校で読み聞かせは実施させているようです。
絵本は、自分自身でページを進めることも、戻ることも、止めることもできます。
つまり、自分に主導権があるので、深い知識を得たり、原因を解明したりしようとする気持ちになります。
また、自発的にやる気になったりもします。
そして、想像力もやしなわれます。
絵本に触れることは、いくつになっても、どんな結末なるか分からない状態になることを承知の上で、挑戦したり、成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみるような冒険する心を持てるようになります。
そして、何かやってみたくなるようなわくわく感がわいてくるものです。
また、絵本は思いやりの心ややさしい心も育ててくれます。
相手の気持ちになって考えることもできます。
正義感も育ち、命についても深く考えることができるようになります。
絵本は、ストーリーと絵が一緒になっているから、子どもの頭の中に保存されます。
絵を見るだけでも、ストーリーを考えるようになっていきます。
感じ方や感性も磨かれます。
絵本は、子どもにとっては、魔法の入り口みたいなものです。
幸せになることもできるし、魔法使いにだってなれます。
子どもは、絵本が好きになると自分で開いて読むようになります。
字は読めなくても、読み聞かせした時の声が頭の中に保存されているので、じーっと絵本をみつめながらでも、頭の中では、物語が進んでいます。
そのためにも、先ずは、絵本を子どもと「一緒に開く」ということが大事になります。
一緒に開くことが子どもにとっては、格別なものになるからです。
子どもが大きくなってしまい読まなくなってしまった絵本が、今でも本棚の中にそっと置いてあります。
その絵本を手にとってみると、その瞬間に、子どもと一緒になって開いて読んだ懐かしい思い出がよみがえります。
私たち大人は、心にゆとりがなかったり、アンテナを立てておかないと、こんなことに気が付かないものです。
本を一緒になって開くことは、将来の自分にとっても、永遠にワクワクドキドキする心を育て続けているのかもしれない。
さあ、「あなたと一緒に」絵本を開いてみよう。
躍動する、わくわく感がまっているから・・・!。!(^^)!
辻中公さんの『魔法の日めくりメッセージ』を参考にしています