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251【すーさんの学校】二つの笑顔
食事に行くと最初に何人なのか声をかけられます。そして、混んでいない時には「お好きな席へどうぞ」と言われます。
店の方から見れば、少しでもお客さまに、良い環境をと思う気遣いだと思います。
これは、どこでもやっていることです。
しかし、同じ声をかけられるにしても、全く違うことがある。
それは、言葉をかけてくれる挨拶の時の顔です。
「いらっしゃいませ」「おはようございます。」「こんにちは」「こんばんは」等、笑顔で話しかけてくるのか、そうでないかです。
間違いなく、店の指導で笑顔のことは、研修を受け、お客様には笑顔で接するようにと指導を受けているはずです。
しかし、これがなかなか出来ないのです。
笑顔には、二つあります。
相手から笑顔をいただき、自分が笑顔になることと、もう一つは、自分から笑顔をつくれる人です。
人の事を言える立場ではないのですが、日頃から笑顔をつくることを意識はしていますが、なかなか出来ないのが現実です。
笑顔の作り方に関しては、インターネットにもたくさんアップされていますが、大切なことは、人の顔を見たり、話しをしたりするときに、笑顔、笑顔、笑顔って意識を繰り返すことだと思います。
話しの内容にもよりますが、いつも、深刻な話しばかりでは無いはずです。
笑顔の作れる人は、もう一つ大切なものをもっていると思います。
それは、視野を広くし、周りを見渡せる心のゆとりがあるかどうかです。
ゆとりは、経験からのものが大きいと思います。
そして、ゆとりがあるかどうかは、お客様を安心させているのではないでしょうか。
心にゆとりがある人は、挨拶と一緒におもいやりのある言葉を、相手によって雰囲気をさっし、一言添えることができます。
すると、自然に笑顔もセットになっているのです。
お客さんの中に小さな子どもがいたら、同じ目線になって、子どもに話しかけたりするのも同じことです。
同じ値段で食事ができたり、少しくらい高くても、食事をするときは、素敵な環境で食べたいものです。
美味しい食事は、店のレイアウトを含め、雰囲気を作り出す人がすべて整って美味しく楽しく感じることができます。
マニュアル通りに事を進めるような店では、楽しみが減ってしまいます。
ある意味、マニュアルがないことがマニュアルなのかもしれません。
笑顔を作ることは、毎日の職場でも同じ事です。
職場の仲間とだけでなく、来客にしても同じです。
笑顔には二つあります。
笑顔をプレゼントされ、自分が笑顔になるパターンと自分から人に笑顔をプレゼントして笑顔を与えるパターンです。
笑顔は、人をしあわせにすることができます。
誰でもできる最幸のプレゼントです。
笑顔のプレゼントで職場や人間関係もハッピーになっていきます。
誰に対しても、人の前では、与える笑顔を楽しみましょう。!(^^)!