ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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247【すーさんの学校】ストレスという現代病は治る

 「ストレス貯まるな~」と言っている人は、まだ、大丈夫です。
言葉に発するゆとりがあるからです。
本当にストレスが貯まってしまうと、身体が反応を起こしてしまいます。
貯まるといいことはありません。
そんなことは誰でも知っていると思います。
 ストレスが貯まるには、様々な原因があると思いますが、一つには、自分の思うように進まないことが続いてしまう連鎖反応が起きてしまうことではないでしょうか。
一つ二つ思うようにいかなくても、それくらいでは、ストレスにはならないと思います。
 例えば、いつもあるところに必要なものがなかったとします。
すると、探すというストレスが発生します。
探すことによって、時間が奪われます。
時間が奪われると、しようとしていることができなくなります。
そして人に迷惑をかけてしまいます。
どうしよう。
これも連鎖反応です。
何で自分だけとか、何でこんな時にと悪いイメージの言葉を自分にふりかけているのです。
これに気が付いていません。
 もう一つは、何々をしなければならないということが、心の中で習慣となって生きていることです。
仕事をしなければいけない、勉強をしなければいけない、急がねばならない、行かねばならない、人に会わねばならない等、人間の心や行動を縛り付けてしまっていることです。
 毎日の生活の中でストレスという現代病は、このように生まれているのだと思います。
 特に、仕事をやらされていると思えば、面白くなく、ワクワクすることもなく、きつくなるばかりです。
これを、自分から好きでやればいくらやっても疲れを感じないし、疲れが残ったとしてもそれは心地よいものです。
子供が疲れを知らないのは好きでやるからで、そういう子供の遊び心の重要性をまだ十分に認識されていないところに問題が残っているのかもしれません。
 自分で思うように進まないときは、誰のせいでもなく、この世に生まれた時から、こうなることは決まっていたと思うだけでも、気持ち的に楽になります。
そのことが、自分でつくり出したものだとしたら、同じように自分で取り返すこともできます。
自分が思うように進むにはどうしたらいいかを、ワクワクしながら考えてみましょう。
 しなければいけない病に遊び心を加えてみてはどうでしょうか。
持っている文房具を新しくしたり、ノートの取り方を工夫したり、手帳を変えたりと、身の周りに転がっていることもあります。
デジタルよりもアナログを使う、仕事に行くルートを変える、時間を変える。
考えれば、ワクワクすることが山のようにあるはずです。
 子どもころは、すべてが新しいものであったり、不安というものが少ないから、いろんなことをします。
もちろん、失敗することやけがをすることもあるでしょう。
それでも、楽しいしワクワクします。  
 時に、私たちは子供の心に返って、人間の持っている新鮮で自然な心をとり戻さなければならないのではないでしょうか。!(^^)!


  
  

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