ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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238【すーさんの学校】礼に始まり、礼に終わる

 「礼始礼終」は、学校の校訓の一つです。
生徒は、校門で礼をして校内に入ります。
下校するときには、同じように校門で一礼をして下校します。
また、体育館に入るときも、礼をして入り、礼をして出て行きます。
 部活動の指導では、グラウンドや武道場等でも同じように指導をしています。
かつて、野球を指導していたときは、「グラウンドを使わせていただくことに感謝をしなければならない」という指導をしていました。
徹底して指導をしたつもりであったが、生徒一人一人の礼の仕方は、バラバラだったような気がします。
 礼をするというのは、見ている人から見れば、美しい礼の仕方と適当にやっているのは、すぐに分かってしまいます。
感謝の気持ちがあるのであれば、美しい礼の仕方が出来るようになると思っています。
 最近、この礼の仕方が気になるようになってきました。
正しい礼の仕方をしているとは思いませんが、自分なりに美しい礼の仕方を身に付けたいと思うようになってきた。
すべては、感謝という言葉からです。
 学校には、様々な業者の方が来校されます。
そして、職員室にも入出される時に礼をされます。
ここまでは、一般的にありえることです。
しかし、当然と言えばそれまでかもしれないが、人によって、礼の仕方がまったくちがうのです。
歩きながら礼をする人がいれば、ちょこんと頭を下げる人、きちんと止まってしっかり礼をされる人、見る人から見れば、礼の仕方一つにしても、気になってしまいます。
 礼の仕方によって、その人が評価されるものではありませんが、きちんと礼が出来る人を見ていると、実に美しいと思います。
その人は、きっと、誰もいない見ていないところでも、きちんと礼をすることができると思います。
どのようにすれば正しいのか、何が正しいのかは学んでいないので分からないが、見ていて気持ちがいいのは事実です。
 子どもや社員に指導をしている人は、どんな礼の仕方を身に付け、実践しているのだろうかと思うようになってきました。
違う言い方をすれば、指導はしなくても、その人の後ろ姿をみているだけで、できるようになると思います。
 学校では、新学期が始まったとき、授業で教室に入るとき、生徒は、我々教師をみています。
そこで、教室に入る前に、きちんとした礼を子どもたちに見せることが出来れば、その教師が礼の仕方を指導しても、誰もが納得するでしょう。
もちろん、何のために礼をするのかも、加えることは必要です。
 礼をするなら、きちんとしましょう。
「あなたの礼は、見ていて気持ちがいいね」って言ってもらったり、見てい人から憧れられるような礼の仕方を身に付けていきましょう。
きっと、素敵なことが起こります。!(^^)!

 そのような姿を見せることで、人を幸せにすることができるような気がする。

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