mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
233【すーさんの学校】誰でもできる、ちょっとした協力
飛行機に乗るとこんなアナウンスがよく入ります。
「皆様の御協力により、定刻通り出発することができました。ありがとうございます。
言い方には、若干の違いがあるにせよ、時間通りに搭乗することができたことへの感謝の言葉です。
時間を守って、搭乗することは当たり前なのかもしれませんが、羽田空港みたいに大きな空港になると、搭乗口までだってかなりの距離があります。
まして、色んな所から、色々な人達が集まって来るのだから、すごいことです。
すでに終了していますが、NHKの仕事ハッケン伝で、空港の仕事のことをやっていました。
空港のカウンターで搭乗手続きをして、荷物を預ける人がたくさんいます。
しかし、搭乗手続きが終わっているのに、飛行機に乗らないことが起きると、どんなに、機内に荷物を入れていても、全部、外に出してしまうそうです。
大きい空港になると、搭乗口の案内番号も変更されることもあります。
カウンターで言われた番号と変わったとき、思い込みで動いてしまうと、時間に間に合わなくなり、あせることになります。
色々考えると、全員が時間までにそろうのは、すごいことなのかもしれません。
飛行機に乗ることだけでなく、ちょっとした協力は、どこにでも転がっています。
ちょっとした協力は、気が付かない思いやりなのかもしれません。
誰でも出来ることを、あたり前にすること。
これだけのことです。
ゴミは分別して捨てます。
ゴミが分別できていないと、誰かが分別をしなければなりません。
これだって、立派な協力です。
会議の時間が、予定通りに始められます。
宴会が時間通りに始められます。
こんな、当たり前に、身の周りで起こっている事に協力することは、誰でもできます。
もっと、大切なことは、あたり前に協力してくれた人に感謝することを忘れないことです。
会議が終わるときに、司会をする人は、「これで終わります」だけでなく、「今日も、時間通りに始めることができました。
みなさんのご協力に感謝します。お疲れ様でした。」と言うことも大事なのかもしれませんね。!(^^)!