ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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228【すーさんの学校】スッキリさせる

 心のどこかに、引っかかるものがあると、やろうとすることに集中できず、いつまでも、それが気になって、何もかもがうまくいかなかったり、面白くなかったりするものです。
それが、考えすぎてしまうと、周りが見えなくなり、ぼーっとすることがあります。
 テレビの番組で「スッキリ、スッキリ」というのをやっていた頃がありました。
スッキリとは、気分が爽快になったときの言葉です。
余計なものがなくなってさっぱりしている様子のことです。
 心のどこかに引っかかるものには、二つあるように思います。
一つは、調べれば分かることです。
分からない言葉をはじめ、人物、物の由来等、引っかかるにしても、さほど、心理的には影響ないものです。
これは、ネットを含め、調べるということを続ければ、ゴールは必ず訪れます。
 もう一つは、自分や自分の周りに起こっている現実で、心のどこかに引っかかっている心理的なことです。
これは、ネットや辞書で調べることはできません。
この時、対象になるのは、人だからです。
例えば、相手の顔や雰囲気から、「自分は何か悪いことをしたかなー」とか、「あんな事言わなければよかったなー」って、思ってしまうことです。
時として、相手の雰囲気に合わせてしまって、自分の考えが良くない方向に進んでしまうこともあるように思います。
 このことを、スッキリさせるには、思い切って、相手に対して低姿勢で聞いてみることも一つの方法かもしれないが、思い込み、考えすぎ、勘違いしていることだって多いものです。
そんな時、今起こっている事は、生まれたときから起こるべきして起こっていることであると開き直ってみるとというのはどうでしょう。
自分が考えているほど、相手は何も思っていないことも多いからです。
 それから、その人から、学ばせてもらっていると感謝することも一つの考え方だと思います。
人は、嫌な事や困難なことがあると、気持ち的に下がってしまいます。
これは、当然のことです。
でも、そこから、立ち上がることだって必要なのだから、人として学ばせてもらっていると思えばいいという考え方です。
 心に引っかかることは、すべて、学ばせてもらっています。
もっと、大きな器になれと、学ばせていただいているのだと思う事です。
 テレビドラマで「仁」というのが放映されていましたが、その時にこんなセリフがありました。
「神様は、乗り越えられない壁は与えないの」
 学ぶことを、自分のものにしていけば、人として成長するものです。
 そうだった。
 難しいことが有るから有難うだった。

  楽しみましょう、たった一度の人生だから・・・(^^♪

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