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214【すーさんの学校】読書は真の学力向上につながっている
国語はすべての教科の基本でです。
誰でも同じ事を言っています。
読むこと、理解することができない問題など解けるはずがないからです。
国語に限らず、教科書やいろいろな資料を読み取る力は、国語力です。
つまり言語能力です。
それに適切に答える力も言語能力です。
『「親力」で決まる!』(親野智可等)には、こんなことが書かれていました。
言語能力が高いと、すべての教科において絶対的に有利です。
では、言語能力を高めるには、どうしたらよいのでしょうか?
それは、読書以外にあり得ないと思います。
しかし、今では読書をする人が減り、長い文章を読むことを苦手とする人が多くなりました。
語彙力(ごいりょく)という言葉があります。
これは、どれだけ多くの種類の言葉を知っているかという力です。
簡単に言えば、人は、言葉をどれだけたくさん身につけることができるかだということです。
言葉をたくさん知らなければ、教科書やテスト問題などの文章は読み取れるはずがありません。
一度、小学校6年生の教科書の内容をみるとよく分かります。
教育委員会では、教科書展示会を年に一度やっています。
高校入試の問題が新聞に掲載されるので、それを見ても理解できると思います。
大人の世界では、理解することが難しくないように思えても、日常の生活にはない言葉がたくさんでてくるので、語彙力の低い生徒にはとても抵抗が大きいようです。
このような言葉があふれるように出てくるのだから、理解できるはずがありません。
これは、どの教科書にも出てきます。
読書が苦手な生徒は、言葉を覚えることは、日常生活の会話とかテレビ、ネットでしかありません。
これらの言葉は、教科書で使用されていることは少なのです。
まして、活字として頭の中に飛び込んでこないので、残ることが少なくなります。
つまり、学問という事で言えば、使う言葉を覚える機会がくなってしまいます。
そこで、読書好きになるように全力を注ぐことが大事だと思います。
一日24時間の1%の時間でいいのです。
テストの問題を読むことも、読書をするということも、活字を読むということは、共通しているからです。
今、子どもたちは、やることが多すぎるのか、読書という時間を自ら探し出すことは、難しいと思い込んでいます。
だから、あえて、学校で読書をさせているところもあります。
それだけ、読書は大事だという事だと思います。
先ずは、大人が読書を勧める前に、大人自身が読書をしている姿を見せることが大事です。
子どもが、小さいときには、徹底して読み聞かせをしてあげることです。
そして、読んだ本を簡単にノートにまとめたり、本の内容を一緒に語ることも大きい力になると思います。
学級担任がどれだけ、自分が読んだ本のことをプレゼンして、子どもたちが読書をしたくなるだろうか。
大人である私たちが、どれだけ、子どもたちに本のプレゼンをしているでしょうか。
読書の魅力や面白さを、大人は責任持って伝えなければならないと思います。
読書は、人を磨くにも大切なことですからね(^^♪