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209【すーさんの学校】日本人の夢のサイズを大きくしたのは、この男です
「やきゅ(う)せんしゅになりたいです」小学生に上がる前の松井秀喜さん(元メジャーリーガー)が、覚えたての字で夢を綴っています。
もしかしたら、幼いその言葉は自分自身への決意だったのでしょうか。
甲子園に出たい、プロ野球選手になりたい、MLBでプレーしたい。
あなたは、夢に向かって、毎日毎日、文字通り血がにじむまでバットを振った。
人は言う。
「松井は野球の天才ではない、努力の天才なのだ」と・・・
勝利のみが許されるチームでのあなたのひたむきなプレーは、わたしたちに気づかせてくれる。
自分を忘れてはいないかと。
どんなに不調でもきちんとインタビューに応えるあなたの姿は、わたしたちを励ましてくれる。
もっと自分に自信を持て、そして、努力しろと。
あなたがアメリカの空に描く美しい放物線は、わたしたちに教えてくれる。
世界は努力の延長線上にあるのだと。
夢は、終わらない。夢は、すべてがはじまりだから。
参照:数十年前の「KOMATSUの広告」
新聞や電車の中にある広告は、時に、人生の在り方について教えてくれます。
今、何人もの日本のベースボールプレイヤーがアメリカに渡り野球をしています。
この口火となったのは、野茂さんだということは、誰もが忘れていないと思います。
彼の夢を実現する勇気ある行動がなければ、今日のように、アメリカで野球をする選手はいなかったと思います。
松井秀喜さんは、努力の結果、夢を叶えメジャーリーグで野球をすることになりました。
現役を引退しましたが、その活躍は、日本人に大きな夢や感動を与えました。
夢という漢字も羊の角と目、そして夕方の明るさにかぶせものをしている漢字です。
つまり「夢」とは、見えそうで見えないぼやっとしている様子、現実のものと思えないことを意味しているのだそうです。
そんな夢を現実のものにしていくのだから、簡単にあきらめては、夢など叶うはずがありません。
努力が必要なのです。
それも、誰もが認めるくらいの努力をするということだと思います。この努力には、人の見えないことや行動も含まれます。
「あいつは、すごい」っと言ってもらえるくらいの努力です。
人から応援してもらえるような努力です。
夢はたくさんあったほうがいいと、いつも思っています。
それは、一つではないと思っているからです。
しかし、一つの夢さえ、達成できなかったら、すべての夢を達成できるはずがありません。
叶えたい夢には、すべて、努力という言葉がセットになって存在するのだと信じています。!(^^)!