ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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204【すーさんの学校】輝くために人を喜ばせよう

 決勝戦で韓国を破り、2連覇を達成した、ワールドベースボールクラシックが行われたのは2009年のことで、日本野球界の歴史的一日となりました。
 このときのヒーローとなったのはイチロー選手でした。
決勝点となるヒットをセンター前に打ったシーンは、今でも放映され、脳裏に焼き付いています。
大会中不調だったイチロー選手が決勝戦で見せた最後のバッティング、あの時、何を考えていたのでしょう?
 イチローはそれまで記録にこだわっていましたが、最後のあの打席だけは、「日本人すべてのためを思って打つ」と決めていたそうです。
その結果、見事な決勝タイムリーを打ち、日本の2連覇をたぐり寄せました。
 「大切な人に感謝すること」「あの人のためならがんばれる」そんなことを思ったとき、人は思ってもみなかった力を発揮するのだそうです。
人は喜ばせた人の数だけ輝けるのだと思います。
 同じことは芸能界でもみることがでます。
売れているときは、いつもテレビに映っていますが、急に売れなくなると存在感を感じなくなってしまい忘れてしまっています。
これは、その人の存在を通して、喜んでいる人の数が多いか少ないかに関わってくると思います。
人は喜んでもらった人の数だけ自分が輝き、自分にエネルギーが返ってくるからです。

 人は、「自分のためだけ」だとどこかで息切れしてしまいます。
「もう、このへんでいいや」とあきらめてしまいます。
 
 誰かのため、誰かを喜ばせるために楽しむ事が自分を輝かせるのだと思います。

                      『シミズユウキのエンタメール』参照

 

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