ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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195【すーさんの学校】同窓会という素敵な空間

 今年のお盆に、コロナの影響を受け中止になっていた同窓会に声がかかりました。
正月やお盆の時期は、同窓会のシーズンでもあります。
そして、あと2か月と半分でお正月です。
全国各地から、里帰りした仲間が集まり、思い出話や今の現状についての話に花を咲かせます。
終わりがないくらい楽しい時間は過ぎていきます。
 学校という場所で、仕事をしていたので、卒業生に招待されることがあります。
ありがたいことです。
卒業アルバムや文集であらかじめ、生徒の顔と名前を確認してから参加するが、成長した姿に、誰かわからないこともあります。
これも、楽しみの一つなんですけどね。
 感じることの一つに、なにより、自分たちが育ててきた生徒の姿を見ることは、うれしいことです。
中学時代の3年間ではありますが、小学校から高校までの心身が一番成長する時期に成長した姿を見ることができるからです。
中学時代には、話せなかったことを聞くこともできます。
褒められたこと、叱られたこと、そんな話しがたくさんあります。
時には、こちらが反省させられることもあります。
 そして、この成長した姿を見るためには、この場所を提供してくれる人が必ずいます。
これは、同窓会に限らず、何かのイベントや集会で幹事となって、動いてくれる人たちです。
何ヶ月も前から、企画をして、人を集めたり、会場を予約したりとすることが山のようにあります。
幹事になる人の大変さはよくわかります。
 それでも、懐かしい仲間が集まってくれることに喜びを感じて頑張ってくれます。
誰かが、言い出さないと同窓会は始まらないのです。
言い出したからには、責任もって企画や運営をしなければなりません。
大変だけど、それによって、自分が大きく変わるチャンスにもなると思います。
 感じることの二つ目は、みんな大人になって、考え方もしっかりしていることです。
当たり前なのですが、送り出した最後の記憶は、全員が制服姿でした。
そんな生徒が、学生だったり、社会人だったり、子育てを楽しんでいる主婦もいます。
話をしていても、実に楽しいものです。
中学生のころは、大人の話や社会人としての話をしていても、生徒は経験がないので、実感もなく、体の中に入っていきません。
しかし、働き始めたり、人の波にもまれると、話をする意味が理解できるようになってくるから楽しいのです。
 同窓会で大切にしてほしいことがあります。
それは、縁です。
めったに会うこともなく、せっかくの機会に恵まれて、久しぶりに会うことができた仲間です。
だから、特に仲間を大切にしてほしいと思います。
縁をつないでほしいのです。
 そして、最後は、感謝です。
同窓会を企画・運営してくれた幹事や世話役のみんなに感謝しています。
ありがとう。
都合を付けて、集まってくれた教え子すべてに感謝します。
ありがとう。
また、いつか会える日を楽しみにしています。
ありがとうございました。!(^^)!

 

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