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メールマガジン バックナンバー
194【すーさんの学校】「わかりません」じゃないでしょう!
コンビニに速達でメール便を出しに行った時の会話です。
「すいません。これ、お願いします。」
「メール便ですね。」
「はい、そうです。速達でお願いします。」
「分かりました。速達ですね。180円になります。」
「いつ、届きますか?」
「わかりません。」
何でもない会話のようにあるが、ぶっきらぼうなコンビ二の対応は、本当に、これでいいと思っているのだろうかという話です。
お客様に対応しているとは思えなかったからです。
商品を売っているとは思えなかったからです。
機嫌のわるいお客さんだったら、間違いなくクレームを付けてくるだろうという対応でした。
何が言いたいか理解できますか。
「わからないこと」を言っているのではないのです。
「わからない」と言う言葉に対して、「すいません」も「ごめんなさい」の一言もないことです。
お客さんが、速達で出すということは、明らかに、急いでいるということです。
これは、お客さんの都合ですが、その人の気持ちを考えることは、必要なことではないでしょうか。
店員が「わからない」のは理解できます。
いい加減な、根拠のない発言は、トラブルの元になるからです。
しかし、メール便を扱っているということは、メール便についての最低のマニュアルもあるはずです。
言葉というのは、前とか後にどんな言葉が付くかによって、相手の伝えるイメージが変わってくるものだと思っています。
つまり、「今の時間ですと、次は○○時に、回収にきます。申し訳ありませんが、それから先のことは、当店では、分かりかねます。ご迷惑おかけします。」っとでも言ってもらえれば、多少なりとも納得します。
でも、自分だったら、「約束はできませんが、メール便の目安としましては、○○日になっております」位は付け加えるであろう。
あくまでも、「約束できない」というのが、お客さまとの条件であるように思います。
随分前の話であるが、郵便局で「すいません」と言ったら、「いらっしゃいませ」という言葉も無く、「何ですか」と言われたのを思い出しました。
全国には、色んなコンビニがあります。
アルバイトで仕事をしている店員も数多くいますし、今では、外国の方も増えました。
どんな、店員であろうと、店に出るからには、その店の顔です。
お客さんは、何かを求めて、店に来ます。
そのお客さん、すべてに、最幸のサービスをするのが、仕事なのではないでしょうか。
コンビニやファーストフード店にそこまで求めるのは、酷な事かもしれませんが、それができるようになると、行きたくなるようなお店になるのではないでしょうか。
言葉は、自分の都合で飛んでいかないこともあります。
だから、「わからない」という言葉も、毎日の生活の中で、気を配りながら話をする習慣を身に付けることも大事だと思います。
誰であっても、質問をされているということは「あなたは頼られている」ということを忘れてはならないと思っています。!(^^)!