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193【すーさんの学校】一日に感謝して「ありがとう」
ある歌手のコンサート回数が1000回になった時、こんな言葉を言っていました。
「一回が重なって1000回になった。1000回が重いのではなく、一回が重いのだとおもう。ただ、僕が幸せなのは1000回を重ねてもらえる場所と時とお客さんに恵まれた事だと思う。だからこそ一回が重たい。本当にありがとう。」
何気なくこれを聞いた時に、まさしくその通りって納得しました。
いいことを言うもんだなと・・・。
相撲の世界の話しですが、大横綱の故千代の富士が、1000勝した時のインタビューでも、同じようなことを言っていました。
1000勝の次の目標は?と聞かれ、「1001勝です」と言っていました。
1勝の重みを知っている人の言葉ですよね。
プロ野球でも、連続試合出場とかで、5回が終了すると、大きな花束が選手に渡されます。
そして、インタビューでは、支えてくれたすべての人に感謝したいといいます。
どこの世界でも、感謝することを忘れていないのです。
このことは、実は誰にでも言えることで、今まで生きてきた人生の中で、正月や誕生日を迎え、一日一日が過ぎていきます。
これも、毎日毎日があるからであって、一日一日を大切に過ごし、周りの環境に恵まれていたからです。
残念なことに、この恵まれていることに気が付かないとき、人は不平不満に考え方が偏ってしまうのではないかと考えています。
たとえ1勝や1日かもしれませんが、自分一人の力での1勝や1日はないからです。
毎日、美味しくご飯が食べられるのも、不便のない環境に恵まれているのもの、すべてに意味があるのです。
そのことに気が付いているかが大事なのだと思います。
だからこそ、自分自身が納得できるような過ごし方をして欲しいし、それは、いつまでたっても、いつになっても「あれで良かった。」と言えるような過ごし方を考えて欲しいと思います。
毎日、布団の中に入ったとき、その日を生きられたことに感謝して、眠りにつきましょう。
きっと、素敵な夢と希望に満ちた明日が迎えられるはずです。
過ぎていった時間は再びもどることはないけれど、何年、何十年と過ぎて、笑って話せる日がくることを信じて・・・(^^♪