ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

184【すーさんの学校】あいさつは場の空気をつくる

 毎朝の朝礼や会議等で、最初にあいさつをしたり、話しをしたりする人がいます。
その役割を与えられた人達が、いかに、次の人に空気を場を繋いでいくかで、その時間が決まってしまうと言っても過言ではないと思っています。
 自分には、直接関係なくても参加しなくてはならない会議や研修等があったりします。
そんな時に、最初にあいさつをした人の語り方で、会場にいる社員や参加者のモチベーションが下がってしまうことがあります。
逆に、最初のあいさつ一つで、その人たちの気持ちを変えることができ、それからの時間が有意義になることもあります。
 あいさつをする人は、どんな状況であっても、どんな場面であっても、自分に任された事であったら、先ず、その場の空気をつくることが役目だと思います。
そのために、一番必要とされるのが表情です。
笑顔です。
人は、言葉よりも先ず、話しをする人の顔をみます。
表情が暗ければ、それだけで、そのような雰囲気をつくってしまいます。
 次に、最初の音です。
高い音、低い音があるが、その場にあった音の高さです。
その音を、どの音から入るかが聞いている人を安心させたり、その時間の期待を持たせてくれます。
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」という、基本的なあいさつでさえ、どの音から入るのかで、次の言葉や話に繋がります。
 そして、その後、短いあいさつを語ることになりますが、これも、編成をして、原稿を見ないで話しをするべきだと思います。
自分のこと、世間のこと等あると思いますが、どうやって、次の人につなぐかです。
メインとなる、スピーカーは、あいさつした人が作ってくれた雰囲気で、語らなければならないからです。
 これは、あいさつする人だけに限ったことではありません。
人は、誰でも長い短いはあるにせよ、話しをしなければならない時がやってきます。
自己紹介や名指しで当てられたときです。
そんな時に、表情をつくることや最初の入る音のことを知っているだけでも、自分への見られ方が違ってきます。
 人は、どこでどんな役割を与えられるかわかりません。
だからこそ、日頃から笑顔をつくることを意識的に心がけたり、言葉や語りを学習して、訓練を重ねておかなければならないと思うのです。
 自分には、関係ないと思っていると大事なチャンスを失ってしまうこともあります。
 語ることは苦手でも、笑顔だけでもその場の空気をつくることはできます。
いつも、笑顔でいる人の周りは、雰囲気がいいはずです。
 先ずは、笑顔を人にプレゼントすることから、はじめてみましょう。
 素敵な雰囲気を楽しい場をつくれるはずですから。!(^^)!

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する