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181【すーさんの学校】綺麗な言葉を遣いましょう
辞書から消えていく言葉あります。
そんなニュースが流れていました。
生徒が「ムカツク」と言っていたので、「保健室行って来たら」と言ったら、「はぁ、わけわからんし」っと返ってきたことがあります。
訳が分からないのは、こっちの方で、本来、「ムカツク」という言葉は、体調が悪いときに遣う言葉でした。
さらに、今は使わなくなってしまったように思いますが「し」という言葉を最後につけて話しをすることはありませんでした。
言葉は本来「敵意」を告げるものではありませんでした。
だから、汚いこと言葉を遣うと、そこには、「愛」も「品位」もなくなります。
そもそも、人間同士,お互いのことを、表情だけでは読み切る事は出来ないことがあります。
だから、それを放っておくと、人間関係がこじれるてしまいます。
当たり前のことです。
だから、それをフォローするために言葉での説得が生まれたのだと思います。
汚い言葉は,諸刃の剣です。
相手を傷つけると同時に自分をも傷つけてしまっています。
そればかりか、相手を傷つけたことは、自分の心の中に一生残ってしまうものです。
切りつけていった方が、切りつけられた方より傷つくことが多いのだと思います。
言葉を発するのは、口であるが、つくり出しているのは、心です。
しかし、以外と気が付いていないのが、一番近くで聞いているのは、自分の耳ということです。
そして、それが心に繋がって、脳に繋がっていることに気が付いていない人がいます。
汚い言葉も、綺麗な意言葉もすべて同じルートを通っています。
人間だから、感情的になって「バカヤロー」と怒鳴ったり、「ふざけるな、バカ」と叫んだこともあるでしょう。
しかし、そのあとにやってくるのが、切なさ、寂しさだと思います。
そんな経験したことが誰にでもあるのではないでしょうか。
そんな思いをしたことがあるからこそ「綺麗な言葉」を遣ってほしいです。
「嘘つきになれ」といっているのではありません。
怒りや苦しみや悲しみはそれでいいのです。
それらは心から生まれ出るものだからです。
でも、「言葉」は人が生み出すものです。
言葉の一つ一つが、人を高めたり、貧しくしたりします。
綺麗な言葉は、自分の耳を心地よくします。
すると、こころは元気になります。
それを「しあわせ」というのではないでしょうか(^^♪