mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
香りを食べる通信 Vol.13 食べもののSpirit便り ぶどう
ごきげんよう🎶
(一社)日本アロマ蒸留協会
代表理事 森あつ子です。
「香りを食べる通信
〜食べもののSpirit便り〜」
今回の主役は、
ぶどう🍇
秋になると、
巨峰、ピオーネ、シャインマスカット……
いろいろなぶどうが店頭に並びますね。
最近メルカリで購入した
産地直送の「シャインマスカット」が美味しくて
娘たちに送ったり、自分でもすでに3回もリピしてます。
美味しくて止まらない〜〜。
みなさんは、
ぶどうを食べる時、
「香り」
を意識したことがありますか?
甘い。
ジューシー。
おいしい。
もちろん、それもぶどうの魅力。
でも今日は、
口に入れる前に、
ちょっとだけ立ち止まってみてください。
ぶどうにも、
ちゃんと「香りの世界」があります。
🍇 同じぶどうなのに、香りが違う
例えば、
シャインマスカットと巨峰。
目を閉じて、
それぞれを香ってみると、
同じ「ぶどう」でも、
印象が違います。
そして、
皮をむいた時。
果実を噛んだ時。
口の中から鼻へ抜けていく時。
香りの感じ方も変わります。
私たちは普段、
それらを全部まとめて
「ぶどうの味」
と思っています。
でも実際には、
舌で感じる甘味や酸味だけではなく、
鼻で感じる香りも一緒になって、
「おいしい」を作っています。
だから、
香りを意識して食べてみると、
いつものぶどうが、
ちょっと違って感じられるかもしれません。
🍇 ぶどうのSpirit=「熟すまで待つ」
今回のSpiritは、
「熟すまで待つ」
にしました。
ぶどうって、
まだ熟していない時に収穫してしまえば、
本来のおいしさには届きません。
太陽を浴び、
時間を重ね、
少しずつ糖を蓄え、
香りも育っていく。
そして、
その時が来たら収穫する。
自然には、
「待つ時間」
があります。
でも私たちは、
待つのが苦手ですよね(笑)
早く結果を出したい。
早く答えが欲しい。
始めたら、
すぐ成果が欲しい。
でも、
まだ熟していないものを、
無理に収穫する必要はないのかもしれません。
「何も起きていない時間」ではない
果実が熟すのを待っている時間。
外から見れば、
ただそこにぶら下がっているように見えます。
でも、
中では変化が続いています。
甘さ。
酸味。
香り。
色。
少しずつ、
少しずつ変わっていく。
人も同じなのかもしれません。
何も進んでいないように見える時。
結果が出ていない時。
それは、
「何も起きていない時間」ではなく、
「熟している途中」
なのかもしれません。
これ、
50代になった今だからこそ、
私はすごく感じます。
若い頃は、
早く結果を出すことばかり考えていた気がします。
でも、
経験したことも、
失敗したことも、
遠回りしたことも、
あとになってみると、
全部が自分の中で熟している。
すぐに答えにならなかったものが、
何年も経って、
突然つながることもあります。
だから、
焦らなくてもいい。
熟すには、熟すための時間がある。
🍇 キッチン蒸留で見えてくるもの
そして、
ぶどうをキッチン蒸留という視点から見てみると、
また違った表情があります。
私が面白いと思うのは、
一つの食材を
「おいしい・甘い」
だけで終わらせないこと。
香りはどうだろう?
皮は?
果肉は?
熱を加えたら?
蒸したら?
そして、
蒸留したら?
いつもの食材を、
違う角度から見てみる。
キッチン蒸留では、
ATRウォーター
アフターATR
ATRストック
という3つの視点があります。
香りだけを取り出して終わりではありません。
蒸留後の食材も、
下に残ったストックも、
それぞれに活かしていく。
一つの食材を、できるだけ丸ごと受け取る。
これが、
私がキッチン蒸留で大切にしていることです。
🍇 「皮」にも注目してみる
ぶどうを食べる時、
皮を残す方もいますよね。
でも、
香りという視点で見ると、
ぜひ皮にも注目してみてください。
皮の部分と、
果肉だけになった部分。
香ってみると、
同じでしょうか?
私たちは、
食材の一部分だけを
「食べるところ」と決めてしまいがちです。
でも、
キッチン蒸留をするようになると、
「捨てる前に、ちょっと待って」
と思うようになります。
そこには、
どんな香りがある?
何が残っている?
まだ使える?
そんな目線で、
食材を見るようになる。
これも、
「香りを食べる」暮らしの面白さだと思っています。
🌿 今日の食香(しょっこう)
今日は、
ぶどうを一粒。
すぐに口へ入れずに、
まず香ってみてください。
次に、
半分に切って香ってみる。
そして、
皮と果肉を別々に香ってみる。
最後に、
ゆっくり噛んで、
鼻から抜けていく香りを感じてみてください。
もし違う品種があったら、
ぜひ比べてみてください。
「こんなに違うんだ!」
という発見があるかもしれません。
食べものは、
知識で理解するだけではなく、
自分の感覚で確かめる。
これが一番面白いと思います。
私たちは、
つい、
「まだできていない」
ところに目を向けます。
でも、
ぶどうの房を見ていると、
一粒一粒、
同じように見えて、
少しずつ違う。
育つ速さも、
熟すタイミングも、
まったく同じではありません。
人もきっと同じ。
誰かと比べて、
「遅い」と決めなくていい。
今はまだ、
熟している途中なのかもしれません。
時間をかけたからこそ、
生まれる味がある。
時間をかけたからこそ、
生まれる香りがある。
今日のぶどうのSpiritは、
「熟すまで待つ」🍇
急がず、
焦らず、
今、自分の中で育っているものも、
大切にしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日、あなたは何のSpiritをいただきますか。🍇
また、ATR POTを特許取得で10年前に開発しましたが、
様々な分析等をしてきたことからの気づきや栄養素、そして重金属、酸化について
食と健康の知識を今後は、下記で発信していきます。
よろしければメルマガ登録お願いします。
本日、記念すべくスタートした
LL Kitchen もどうぞよろしくお願いします。
(一社)日本アロマ蒸留協会
代表理事 森あつ子
また明日は、協会認定プロダクツ ATR PLUSの説明会、ポリアミン勉強会開催です。
9月29日(火曜) 20時から22時
参加費 100円(アーカイブあり 3日)
ご参加お待ちしています。



