一般社団法人 日本アロマ蒸留協会/オフィシャルショップ

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

驚くべきローズウォーター活用法

こんばんは。

(一社)日本アロマ蒸留協会
代表 河内です。


前回、江戸の女性を虜にした
芳香蒸留水について
お届けしましたが、

このローズウォーター🌹を
当時、驚く使い方をされていた方がいらっしゃいますので
本日はご紹介させていただきますね。

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

その名も、華岡青州さん。

彼は 江戸時代に世界で初めて
乳がんの手術を行った外科医として知られています。

世界初の乳がん手術!!ということだけでも
驚きですが・・・

彼の麻酔技術において
ローズウォーターを使っていたと
言われています。

傷の消毒や 口腔の処置に、
ローズ水を使用していたそうですが
麻酔薬としても使用したとは
驚きです。

しかも・・・
彼の元で医術を学んだ
門下生は、
蘭引きを模範し
樽を用いて蒸留器を作成し
ローズ水を蒸留によって
作られていたのだとか!

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴

ローズウォーター 🌹
香り成分 ゲラニオールは
フェノール類の約7倍の
殺菌力と言われています。


ローズウォーターのパワー
すばらしいですね。

日本アロマ蒸留協会でも
キッチン蒸留を
自宅のお鍋等で
組み合わせて
蒸留するやり方やコツも
ホームケアアドバイザーコースでは
紹介していますが、

素材さえ気を付ければ
簡単に蒸留でき、香りの水が手に入ります。


しかも蒸留器を持っておくと

万一 きれいなお水が
手に入らないときに
水を蒸留するためだけに
使うこともできるわけですから

今のご時世
一家に一台、蒸留機は
あってもいいのではと思っています!



ただし飲用されたい場合、
蒸留においては 熱源を使いますから
余計な成分が抽出されない素材のものを
使いましょうね、

基本的に
アルミや銅、質のよろしくないステンレスなどはおすすめできません。

(微量なら問題なくても
日々使っていけばトラブルの要因になります)

化学変化がおこるので 香りの面では
いいということもありますが
そのあたりはまた改めてご紹介しますね。

さて 長くなってしまったので 
江戸時代
蘭引きを使って作られた
いばらの花の芳香蒸留水が
どのように活用されていたか

次回のメルマガでお伝えします。
お楽しみに♡

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する