おはようございます。
日本アロマ蒸留協会です。

人類誕生から、衣食住の全てにわたって
私たち人間がその恩恵を受けている植物。

香り豊かで、暮らしに役立つ様々な効果効能を持っている植物が
ハーブです。

ハーブは、私たちが推奨するキッチン蒸留®︎でも
その威力を発揮します。

キッチン蒸留®︎におすすめハーブベスト10を
使い方とともに、
カウントダウン形式で順番に紹介しています。

キッチン蒸留®︎におすすめハーブベスト10

第１位は「生姜」



生姜の効能についてはテレビでも
よく取り上げられるので
ご存知の方も多いと思いますが、
生姜は、蒸すことによって成分が変わります。

生の生姜に含まれるジンゲロールが、
ショウガオールに変わります。

殺菌効果を期待でき、
身体の内側の熱を外に出してくれるのが
ジンゲロール。

生姜のすりおろしが風邪の引き始めによい
と言われる所以はここなんです。

そして、蒸すことによって
ジンゲロールが変化したのが
ショウガオール。

こちらは、身体の内側の熱を作り出す、
つまり身体の芯から温めてくれるのが
このショウガオール。

このショウガオールは、
30分蒸すことで最もその効果が上がる
ということが分かっています。

30分蒸す、、、ということは？

そうなんです！

私たちが推奨しているキッチン蒸留®︎は、
30分です。

まさしく！

生姜をキッチン蒸留®︎することで
ショウガオールの効果を
最大限に活かすことができる
ということです。

しかも、 生姜の蒸留水(ATRウォーター)
蒸し生姜(アフターATR)
お出汁として使える生姜のストック(ATRストック)

この3つが使えて、
１度の蒸留で３度も美味しいのですから、
キッチン蒸留®︎しない手はありません。


蒸し生姜、つまりは生姜のアフターATRですが、

こちらはスライスのまま乾燥させたものと
パウダー状にしたものとの2種の形状で
保管されることをオススメします。



スライスのものは煮込みやスープに加えたり、

紅茶やハーブティーにミックスしたりして
使います。

パウダー状のものは、ハンバーグやミートローフ、
餃子やつみれの具に一緒に混ぜ込みます。


他にも、食べるラー油を作ったり
炊き込み御飯にしたり、
牛肉と一緒に炒めて甘辛い味つけにすれば
立派な１品に。

生姜のATRウォーターを入れた
オーガニックココアは、
すりおろしジンジャーを入れた時のような
ピリピリ感はなく、
お子様にも飲みやすいお味です。

飲む直前に入れることで香りを味わえますよ。


生姜のATRストックは、
私はハーブコーディアルやお酒の割水
（割お湯）として使うことが多いです。


とれたてほやほやの温かいストックを割水に使う、
これは生姜のキッチン蒸留®︎をしたときの
毎回のお楽しみです。


蒸し料理の水分として使うと、
生姜の旨味が素材にしっかりと反映され、
余計な調味料など入れなくとも、
旨味たっぷりの蒸し料理が誕生します。

生姜のATRストックでご飯を炊いても美味しいですよ。


当協会のキッチン蒸留ATRビギナーズレッスンでは、
この生姜のATRストックを使った
スープをお出ししています。



ほんの少しのお醤油、塩を入れるだけで
あっという間に 美味しいスープが
完成するのを見て、味わって、
皆様驚かれています。


生姜はとにかくアレンジ自在で
様々な用途に使えるということから、
今回栄えある１位となりました。


これまで、
様々な素材をキッチン蒸留®︎してきたなかで、

蒸留した３つのATRを
料理に取り入れやすいということ
アレンジしやすいということ
比較的手に入りやすいハーブということを

加味して選んだ ベスト１０を
紹介させていただきました。



少しでも活用いただけたら嬉しいです。