ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

mail magazine backnumber

メールマガジン バックナンバー

203【すーさんの学校】信じる力で人は生きている

 自転車を覚え始める時、車輪が二つでも必ず乗れるものだと信じることが出来なかったら、乗れるようにはならないと思います。
 飛行機に乗る時、こんな大きな飛行機が、新幹線よりも大きな鉄の固まりに何百人も乗って地上一万メートルの高さまで飛べるはずがないと、信じられない人は乗ることは出来ないと思います。
 食事をする時も、決して毒は入っていないと信じることの出来る人しか食べられないし、食べたものは必ず消化吸収すると信じるから食べられます。
 夜眠る時も、必ず目が覚めると信じるから安心して目をつぶることが出来ますよね。
 人が生きるということは、信じるということが基本であり、何よりも重要であると考えています。
そして、こんな大事なことを人は無意識でやっていることに気が付いていないようです。
家族をはじめあらゆる人間関係も、信じられない人は、ひとりぼっちになってしまいます。
信じる心に情がわいて来るので、人を疑うことが深い人は愛も感謝もなくなってしまうように思います。
しかし、「信じていたのに、裏切られた」ということもあります。
それは、信じるという行為自体に問題があるのではなく、それは、信じることによって生まれた結果が、上手くいかなかったというだけの話しなのです。
自分を信じたことに対しては、何も、恥ずべき事ではないのです。
 そして、信じることは、感謝することにも繋がっていきます。
無意識でやっている当たり前のことは、信じるということと感謝することで、心が成長していきます。
信じたことによって、当たり前のことが無意識に流れていきます。
そこに、感謝の心が生まれます。
それに対して、人は、幸せという言葉を使うのです。  
 今、自分の周りで当たり前に起こっていることを一つ一つ考えるとよく分かると思います。
 幸せは信じる心の強い人にしかやって来ないのではないでしょうか。 
 幸せは、信じることから感謝に気が付いたときに、幸せを感じるのではないでしょうか。
 信じることが出来るから、人は第一歩を踏み出すことが出来るのだと思います。
 小さな一歩でも、それは大きな一歩なのです。!(^^)!

メールマガジン バックナンバー

過去にお送りしたメールマガジンをバックナンバーとして公開しています。

メルマガを購読する