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200【すーさんの学校】成功するために、あきらめる心を あきらめる
「やだくん」(作:おのルミ)という詩があります。
勉強やおつかい、何から何まであまのじゃくみたいに、やだやだいやだやだと言っています。
しかし、ある時、気が付くのです。
やだやだ 言い過ぎて、最後の一つを残して、いやだと言わないものがないことに。
そして、大決心をして、最後のいやだを言ってみました。
「やだやだ言うのはもういやだ」!
小学校の道徳の授業や、学級掲示、通信等に掲載されることがある詩です。
何だかおかしな言葉のように思われますが、これもまた真理なのではないでしょうか。
否定の否定は肯定となります。
そして、普通の肯定より強く肯定することにもなります。
実に面白い日本語だと思います。
何かを始めようとするときは、何かを止めなければなりません。
同時進行も考えられますが、中途半端になってもしまいます。
だから、思い切りが必要で、空間的には、スタートとゴールは同じ位置になるのです。
止めたところがスタートなのだ。
「あきらめない」という言葉が、勝負の世界ではよく耳にする言葉です。
特に、東日本大震災後や風水災害では、それを強く感じています。
「あきらめない」という言葉を使ってみるのもいいですが、「あきらめる事をやめた」と言うと、聞いている方も語っている方も、その言葉に強さを感じませんか。
これに、ストーリーが加わると、全く違う感じ方になってしまいます。
それが、成功へのスタートになると思っています。
納得のいく成功のゴールを目指すためには、良いスタートを切った方がいいのです。
『 成功するために、あきらめる心をあきらめる 』
何かワクワクしてきます。!(^^)!