mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
189【すーさんの学校】 人間関係に自信がない人へ
どうして、学校に友だちがいないんんだろう。どうして会社で上手くやっていけないんだろう。
どうすればいいんだろう? 自分がいけないんだろうか? 相手がいけないんだろうか?
そうやって、「どうして、どうして」って、自分を責めてしまうと、自信がなくなってしまいます。
そうすると自分自身のことも好きになれません。
いい人間関係もなかなかできないと思います。
そんな人は、自分の性格や人格を変えてみることが必要かもしれません。
人との関係が上手に出来る人の共通点は、気くばりだと思っています。
気くばり上手な人たちをみていると、相手のことを考えて、相手が喜んでもらえることが自然に出来ているような気がするからです。
その人たちの行動パターンを真似することからはじめるといいかもしれません。
たとえば挨拶をちゃんとするように心がけるとか、人の話を一生懸命聞くようにするとか、友だちの記念日にお祝いを贈るとか、困っているなと思う人に一言「どうかしましたか?」と声をかけるだけです。
決して、難しいことではないように思います。
最初のうちは照れくさかったしりますが、少し勇気がいるだけです。
これらの一つ一つの行動にも、具体的な方法やテクニックが必要とされます。しかしそれは、徹底して真似することで自然に身に付きます。
つまりその人から学ぶことです。
顔の表情や言葉の遣い方、行動力等、細かなことを言い出すとたくさん出てきます。
観察していると、「なるほど」って納得することも多々あるはずです。
こんな行動を繰り返していると、最初に壁があらわれます。
周りの人から、「何か下心があるんじゃないか?」とか「何を考えてるんだ?って言われたり、疑われたりすることです。
でも、自分を変えようと思っているなら、そんなことを気にしていたら前に進むことは出来ません。
出来る人の真似をしているのだから、何も恐れることなのないはずです。
真似をしてると思われたら、少しずつ変えていけばいいだけだからです。
そして、それを続けていれば、いつか必ず、それが自分自身の性格になっていきます。
気くばりをする習慣が自然に、自分の体に身に付いてきます。
また、新しく知り合った人は,新しく生まれ変わった自分を「自分そのもの」と思ってもらえるようにもなります。
そこからまた新しいお付き合い(ストーリー)がはじまります。
そう信じて継続することです。
人を変化させる扉は、自分の身近な日常生活のなかにあります。
その扉をたたき、ひとつ、ひとつ開けるたびに,新しい自分と出会えることになるでしょう。
人間関係に自信のない人は、人を好きになることからはじめてみましょう。
そして、その人達から学びましょう。
すべては、自分自身が前に進もうとする勇気にかかっています。
参考文献: 『気くばりのツボ』(山崎拓巳 著)の前書きより