ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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187【すーさんの学校】自分をみつめるチャンスをつくる(長所と短所)

 高校入試や就職試験の面接、もしくはカウンセリングで聞かれる質問に「あなたの長所は何ですか? また、短所は何ですか?」というのがよくあります。
企業では、強みとか弱みで質問してくるところもあります。
 そもそも、長所というのは、 性質や性能などで、特に長じているところ。とりわけすぐれている、得意な点で、どんな環境によっても変わらないことです。
強みとは、仕事をする上で役立つ自分の能力・知識・経験・資質のことであり、その場によって見方が変わるので、長所と強みはすこし、とらえ方が違うようです。
 この長所や短所の定番とされる質問から面接官は、いろいろなことを評価しようとします。
質問に答える側としては、長所は言いやすいだろうが、短所はどこまで正直に言えばいいのだろうと困ってしまう質問でもあります。
 長所と短所を、いくつかの視点から考えてみると、長所と短所は裏返しともいえるのではないでしょうか。
長所は、裏返せば短所になり、 同じく短所を裏返せば、長所になります。
 例えば・・・
 面倒見がいい ←→ おせっかい
 責任感が強い ←→ 一人で抱えこんでしまう 
 肯定的 ←→ なんでも受け入れてしまう
 丁寧な対応 ←→ 説明がくどい       

 自己で自分のことを分析をしていると、自分の悪いことばかりが目についてしまいます。
そのうち、嫌になってきますが、短所は短所として、それを裏返して長所を見つけてみるだけのことが大事だと思うのです。
自分では、気が付かないところも多々あるので、友だちや家族にきいてみるのも必要かと思います。
個性心理學の「自分の本質」のレポート※を見てみると、もっと自分のことが分析できます。
長所と短所を理解するということは、自分自身を理解していることにつながります。
面接において、短所と長所を面接官が聞くのは、2つの意味があるそうです。
1) 純粋にその人がどんな人かを知りたい
2) その人が自分自身のことを理解しているかを確認したい
 つまりその人が自分の長所や短所を理解して自己理解が出来ていれば、自分の短所をカバーするような行動を取ることができます。
また、志望動機との関係で、その人がやりたいと言っている内容とその人本来のもっている長所とが整理されているかを確認したいのだそうです。
 何気なく流れていく月日。
毎日、自分の性格を考えながら生きている人などいません。
自分が長所と思っているところも、周りから見れば短所になっているのかもしれません。
 時には、自分の長所や短所を見つめ、分析してみることも必要なのではないでしょうか。!(^^)!

 ※個性心理學「本質レポート」は、こちらから購入できます。
  「ツクツク すーさんの学校」で検索してください。
  ページ下の方にあります。

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