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167【すーさんの学校】川のながれのように
故美空ひばりさんの曲に、「川のながれのように」という歌があります。
人間関係で悩んでいる人のことを色々考えていたら、この曲の歌詞がふと浮かんできました。
目の前にある道が、きれいに舗装され、まっすぐな道だったとします。
それも、とても綺麗な景色が続いていたとします。
最初は、気持ちが良くて快適に思えるかも知れません。
でも、そのうちに、変化がほしくなります。
曲がった道や登ったり下ったり、道が広かったり細かったりすることを楽しむようになると思います。
「でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた 人生」です。
毎日、雲一つ無い快晴だったとします。
最初は、気持ちが良くて何をするにも最高と思えるかも知れません。
でも、そのうちに、暑くなり、曇りを期待したり、雨が降って涼しくなってほしいと思うようになり、雨さえ楽しむようになります。
「雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかは また 晴れる日が来るから」です。
川にも色んな川があるし、流れだった全然違います。
同じ川でも、周りの景色でその川の見え方が違って見えます。
でも、どんな川であってもその流れに逆らうことはできないのです。
もしも、意味があって逆らうなら、覚悟を決めて腹をくくってするしかないと思います。
人間関係で悩んでいる人は、確かにきつい時かもしれません。
でも、それも川の流れの一部だと考えると、今は、激流の中にいるのだと思えばいいのです。
この激流だって、時が立てばおだやかな流れがやってきます。
だから、激流に逆らって溺れてしまわないようにしなければならないのです。
そのために、色々な人が支えてくれているのだと思います。
支えてくれる人を信じましょう。
人は、生きている証として、仕事にしても、将来の進路にしても悩み事はつきものです。
その悩み事を解決するためには、一気に駆け上る必要はないのです。
一気に駆け上がると苦しくなるだけです。
人間関係のストレスを軽減する方法(明らかに認める個性心理學)もあります。
これからも、知らず知らずに歩いて行く、細く長いこの道。
川の流れのように、おだやかに身をまかせておけばいいのです。
時には、青いせせらぎを聞きに行こう。