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メールマガジン バックナンバー
155【すーさんの学校】あの人がうるさくて、集中できません
仕事をしていると、周りの声が気になって集中できない時があります。
それも、マイナスイメージの言葉が多いと、集中できないばかりでなく、気持ちまで嫌になります。
マインドという言葉があります。
マインドとは、自分の心ではありません。
自分の心の中で、心を誘惑してくるものです。
つまり、頭で考えているのです。
嫌なことがあったり、悩んで落ち込んでいるとき、勝手に思考に入り込み、勝手にしゃべります。
相手の悪口だけでなく自分たちにも悪態をついて攻撃してきます。
人がうるさくて集中できないと、その人のせいで集中できないと、自分の怒りを正当化します。
しかし、その怒りは自分の中にあるものであり、その人とは全く関係ありません。
むしろ、その人は、「自分の中に怒りがある」と教えてくれていると考えると、その人に、感謝しなければならない相手だと思います(これが難しい)。
マインドのため言に惑わされてはいけません。
マインドの声を鵜呑みにして、物事を判断してはいけません。
これが少しくらい理解できても、すぐに気にならなくなるわけではありません。
そして、自分に問いかけてみましょう。
「何で自分のことをわかってくれないのか? 何でこんな些細なことが苦しいんだ?」
すると、「わかってくれない」という言葉から「わかってほしい」という気持ちに変わって、さびしくなっていきます。
そして、しばらくすると、不思議とあのうるさかった声が気にならなくなります。
うるさかったのは、その人の独り言ではなく、自分の頭の独り言「マインドの声」だったことに気が付くのです。
他人を攻撃するだけでなく、自分にまで攻撃をしかけていたのです。
マインドの声に振り回されていただけなのです。
この話は、山下哲司さんの『自由の旅』に書かれています。
自分の周りで色んな嫌なことがあると、必ずやってくるのが「マインドの声」でした。
これに、惑わされてはいけないことに気が付きました。
修行して、付き合っていくしかないということです。
こんな、話しを知っているだけでも、マインドの声は、やさしくなりそうです。
楽しく修行してみよう!
「うるさくて、集中できないこと」を・・・(^^♪