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151【すーさんの学校】ノルマとフォーキャスト
ノルマを果たす。
このノルマという言葉は、ロシア語でシベリア抑留されていた捕虜たちが帰国されたときに持って帰ってきた言葉だそうです。
この捕虜に課せられていたのがノルマです。
これだけのことをしないと、ご飯も食べられない、寝ることもさせてもらえなかったといいます。
人は怠け者です。
人は恐怖で縛らないとはたらきません。
人はことあえるごとに、さぼろうとします。
だから、ノルマをあたえないと人は働かないというところからきているそうです。
しかし、日本人は進んでするのが当たり前、人はまめまめしく動くのが当たり前でした。
だから、日本人には、このノルマはあわないということです。
ノルマを課せられると伸びません。
現実、ノルマを課せられると日本という国は、4%しか達成できないそうです。
これに対して、フォーキャストという言葉があります。
これは、自らの目標設定を自分にさせることです。
自分は何かをしたいという目標を立てて、それにあうように自分に課題を課すことです。
自分や自分たちが、半年後とか1年後という、近い未来に対して、どんな姿になりたいかを考えたり、話しあったりして、出来るだけ、見える部分を多くつくります。
このスパンが長いと見えなくなってしまいます。
それをするためには、一週間、一ヶ月で何をしなければ行けないかを、考えたり話し合ったりします。
これを、すべてみんなで考えると、誰かがするであろうという他人任せになってしまいます。
だから、一人一人の役割を課せるのです。
そして、個人に落とし込むのです。
ノルマとフォーキャストの大きな違いは、自らのモチベーションにあります。
自分が叶えたいものがあるために、どうするのかということです。
人は、誰だって楽しく仕事や勉強をしたいものです。
そのために、近い将来の自分の姿を思い描いみましょう。
自分でフォーキャストをしてみましょう。
何のために、誰のためにです。
ここは、ぶれないようにしたいものですね。!(^^)!