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150【すーさんの学校】当たり前の基準がちがう
「当たり前のことを当たり前にする。」
教育現場で言われている言葉で、今では教育現場以外でも聞くことがあります。
当たり前のことができなくなったから、こんな事が言われだしのだろうと思います。
でも、当たり前のこととはどんなことと思っているのでしょうか。
日常生活の中で、当たり前のことはたくさんあります。
当たり前というのは、習慣ではなく、人としてしなければならないマナーだと思っています。
このほとんどが、小さい頃から、家庭で躾けられたことではないでしょうか。
日常生活の中で、当たり前のことと言えば、「あいさつ」という言葉が考えられると思います。
でも、この「あいさつ」が出来ない人がいるから、出来る人が偉いと言われ、勘違いされています。
「あいさつ」についても、それぞれに「あいさつの基準」が違うのです。
例えば、朝、コンビニで何か買うために店に入り、店員に先にあいさつをしていますか。
中には、店員にあいさつをされても、何も言わない人がいるのではないでしょうか。
これだけでも、当たり前の基準がちがうのです。
靴を並べるにしても、雨の日に傘を傘立てに立てるにしても、人によってやっていることが違います。
これが、当たり前の温度差になり、細かなことに気が付いたり、気が付かなかったりすることになります。
一度、当たり前というのは、どんなことなのか、身近なことを例にして話題にするといいでしょうね。
間違いなく基準が違うことに気が付きます。
当たり前のことをどれだけ増やすことが出来るかが、人をつくる大切な基準となってくると考えています。
「当たり前のことを当たり前にする」と言うまえに、当たり前とは、どんなことなのか、家庭、学校、会社等で話題にしてほしいです。
きっと、人それぞれに、気が付かなかったことに気が付くはずです。
そして、同時に感謝することにも繋がるはずです。
人として、大切な勉強になると思いますよ。
ただし、気を付けることとして決して、自分の価値観で当たり前の基準を押し付けないようにしましょうね。!(^^)!