ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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144【すーさんの学校】ぐっすり

マツダミヒロさんの「魔法の質問」の中に、あった質問です。
  ぐっすり 毎日 眠っているだろうか。
  体だけじゃなく 心も安まる 眠りを。
  たっぷりと じっくりと ねむってみる。
  そんな日を たまにはつくってあげよう。
  素敵な朝と 素敵な一日をむかえるために。
  「ぐっすり眠っていますか?」

  毎日、どれだけの睡眠時間で一日を過ごしているでしょうか。
「ゆっくり寝たい」と思う日がないでしょうか。
人の体は、慣れてしまうと目覚まし時計に関係なく目が覚めてしまいます。
どんなに寝ようとしても、体が覚えてしまっています。  
 毎日の睡眠時間は、次の日のエネルギーとなります。
しかし、時には、仕事や勉強等で眠る時間が限られてしまい、どうしても、自分に負荷をかけなければいけないこともあります。
 私たちの生活は体内時計の影響を強く受けています。
脳を休めるノンレム睡眠の中でも特に重要な深い睡眠は、寝ついてから早い時間帯に多く現れます。
逆に浅いノンレム睡眠は、深夜過ぎから朝にかけて増えてきます。
 さらに日の出以降は、太陽の光や外界の騒音のために深く眠ることができません。
このように浅い睡眠を長く続けると、睡眠の質が悪くなり大切な時間の無駄遣いになってしまいます。
朝型と夜型で違いはあるが、人間は基本的に日中に作業効率や意欲、集中力が高く、太陽が沈むと脳の働きが低下します。
 日中の時間を有効利用するという点でも、ダラダラ眠っているのは逆効果です。
睡眠と覚醒の深さは、お互いに影響しあっています。
グッスリ深く眠ると目覚めがスッキリし、起きてからの覚醒度が高く保たれます。
 逆に、浅い眠りを長く続けると、目覚めた後も覚醒度が上がらず、眠気に襲われやすくなります。
休日に睡眠不足を取り戻そうとして、いつまでも布団から出ないでいると、起きてからも体がだるく居眠りしやすくなってしまうのは、これが原因です。
 こうやって考えると、長く寝ることがいいことではなく、ぐっすり寝ることが大事なことが理解できます。
 食べることと、眠ることは、一生付き合っていかなければならりません。
だからこそ、時には、自分の体のことも考え、睡眠について真剣に考えることも必要だと思います。
  ガイドプロフィール「睡眠」参照  ガイド: 坪田 聡 

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