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132【すーさんの学校】心が折れそうな時・・・
『心が折れそうなときキミを救う言葉』(著:ひすいこうたろう・柴田エリー)という本があります。
偉人たちが、悩み、不安、絶望、葛藤の中から、偉人たちはどう復活してきたのかが、わかりやすく書かれています。
人の気持ちは、次の順番で動いているそうです。
(1)「出来事」→(2)「意味づけ」→(3)「感情」→(4)「行動」
これをマイナスのイメージでしかできないと、
(1)「ピンチ」→(2)「困った」→(3)「やだな」→(4)「逃げよう」
となってしまいます。
これを、プラスイメージでとらえると、
(1)「ピンチ」→(2)「これは何のチャンスだろう?」→(3)「こんなときを待っていたんだ」→(4)「オレの出番だ」
すべてのことが、このように行動できるとは限らないと思いますが、このようなことを、知らなかったら、イメージも作れないし、行動にもつながりません。
この本の中に、東日本大震災で被災した間瀬慶蔵さん(びはん株式会社専務取締役)の話しがあります。
山田町でスーパーを経営していましたが、自宅も波にさらわれ、スーパーも壊滅しました。
しかし、死と直面した間瀬さんは、被災直後「やらないと後悔する」「やっておけばよかったって絶対に言いたくない、あきらめたくない」という思いが沸き上がり、4日後は、青空スーパーとして営業を再開しています。
また、同じ山田町でお兄さんを亡くしている漁師のおじいさんは、「悲しんで下を向いていたって、何もはじまらないから。今は前を向くしかない。ウソでも笑える人は前へ進める」と言っています。
「僕らは100年後、この地球にいません。つまり、得たものは、すべて手放す日がきます。
昨日得たものを、明日得るものもすべて手放す日がきます。
そう考えると、何かを得ることが人生ではないことがわかります。
後悔無く、思い切り生きること。それが人生です。
あの世に持って行けるのはただひとつ。本気で生きた思いでだけです。
本気でやり切った思い出こそ、心のダイヤモンドになります。」(本書より抜粋)
人生、谷あり山ありである。登って下りての連続です。
苦しいとき、辛いとき、心が折れそうな時、叫んでほしい。
「人は何度だって、必ず立ち上がれる!」ってね!