ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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124【すーさんの学校】最悪を最高(幸)に!〜眼鏡編〜

 買ったばかりで数時間しか付けていない眼鏡が壊れたことがあります。
発見されたのは、自宅の前の道路で、それも、姿の変わった、見る影もない形に変わっていました。
 前夜、前の職場の同僚で懇親会をしました。
懇親会が終わって、自宅まで送ってもらいました。
眼鏡は、顔に付けずに鞄の外のポケットに入れていました。
いつもだったら、眼鏡ケースを持って行くのだが、その日は、眼鏡を顔から外さなければいいと思い、ケースを持って行きませんでした。
しかし、目がきつくなり、眼鏡を外して、鞄のポケットに入れました。
 自宅に着き、すぐに、眼鏡を探しましたが、ない。
すぐに、送ってくれた元同僚に電話しました。
一生懸命に探してくれました。
一緒に懇親会に参加した同僚にも電話で聞いてくれましたが、ない。
たぶん、店の中で外した記憶があったので、たぶん、店に忘れたと勝手に思い込んでいました。
店には、次の日に電話して、取りに行けばいいと思っていました。
 そして、眼鏡は、次の日、学校に向かうのに自宅を出た息子が、変形した眼鏡を「お父さんあったよ」といって、持ってきました。
つまり、送ってもらった車を降りるときに落としたことがわかりました。
ショックでした。
気に入って、結構な金額で買ったこともあり、さすがに、笑えませんでした。
 トイレの中に携帯電話を3度落とした話しを聞いたことがあります。
2度は、トイレの中で、3回目は、便器のふちに当たって外に落ちて、中には入らなかったそうです。
神さまが助けてくれたと言っていました。
 「魔法のことば、ありがとう」があります。
根拠はありませんが、嫌なことが起きたときに「ありがとう」というと連鎖反応が起きないそうです。
 このような、話しを知っていたので、見つかったときには、最悪で笑えませんでしたが、まだまだ、自分に修行が足りないと感じることにしました。
眼鏡が車の中に落ちてくれるか、道路に落ちるかの違いです。
神さまは、道路を選択したのです。
そして、連鎖反応が起きないように、「ありがとう」と何度もつぶやきました。
 眼鏡を壊したのは、すべて、自分の責任です。
それなのに、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。
送ってもらった同僚は、車の中を、懐中電灯で探してくれて、電話もたくさんかけてくれました。
本当に感謝です。
 時間がたつにつれて、自宅の前でよかったと思いました。
それは、一日探さなくてもよくなったからです。
道路に落ちてよかったと思いました。
まだまだ、修行が足りません。
もっと、もっと物や人を大切にしなければいけないと教えていただいたのだなと思いました。
 人は、予期せぬことが自分の身に降りかかってくると、最悪のことだと思ってしまいます。
最悪と思っているうちは、たいしたことではないと考えています。
最悪のことを最幸に変えていく力。
これも、たくさんの縁から教えていただきました。
 まだまだ、修行がたりないな~! 

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