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122【すーさんの学校】本とめぐりあう幸せ
今まで何冊の本を読んできただろうか。
自分の人生に影響を与える本はあっただろうか。
何を根拠に本を選んでいるのだろうか。
本をアウトプットしているだろうか。
今まで、大事な時期に本を読まなかった気がします。
一つは、小中高の時代、それから、自分で勝手に忙しいと決めつけていた時です。
特に、小中学校で本を読まなかったことは、今になって考えると、非常にもったいなかったです。
そして、仕事に就いてから、忙しいと自分で決めつけていたのは、本気で本を読もうとする気持ちがなかったからです。
インターネットが加速し情報が入りやすくなりました。
調べごとをするにしても、図書館や本を見なくても、簡単に入手できるようになりました。
辞書を買わなくても携帯、スマホで簡単に調べることができます。
一方で、インターネットのおかげで、読みたい本が探しやすく、入手しやすくなったのも事実です。
本について考えるようになったのは、自分に必要だからこの本を読みなさいと、背中を押してくれている誰かがいるような気がしたからです。
実際に読んでみると、楽しく思え、間違いなく自分が進化していることに気が付きました。
それは、二つの形でやってくました。
一つは、自分でタイトルや帯、目次、レビューをみて選んで決めること。
もう一つは、人からの勧めです。
自分で選んで決めるのも、「今必要だからこの本を読みなさい」と誰かが見えない声をかけてくれていると思っています。
背中を押されていると思っています。
そして、人から勧めらた時は、読んでおいた方がいいように思っています。
なぜなら、「あなたのことを考えると、今、あなたにはこれが必要だと思うよ」「この本を読むと、きっと、人生が楽しくなるよ」と、自分のことを思って言ってくれていると考えるからです。
こんなチャンスを逃すともったいないと思います。
そして、アウトプットです。
これが以外と難しく、人に本を勧めるには、工夫がいります。
しゃべりすぎないことと「これは、読んでおいたほうがいいよ」と伝えられるかです。
あまり言い過ぎると、押しつけになってしまいます。
学校現場で仕事をしていた時には、今まで読んだ本で勧めたいものが、職員から見えるようにデスクに並べていました。
すると「お薦めの本はどれですか。」と聞いてくれます。
そこで、アウトプットをしていました。
そして、読んだ後に感想を伝えてもらいます。
共有して話しができる、最幸の時間でした。
本を読むことは、間違いなく、自分の人生を進化させます。
幸せを連れてきます。
それが本です。