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117【す−さんの学校】眼科に行って思ったこと
字がかすんで読みにくくなってきた時のお話です。
老眼か?。目と文字の間に距離を置かないと見えなくなってきました。
あれだけ、見えていた文字がかすむようになったとき、年齢には勝てないと思いました。
特に、寝る前に本が読めなくなったのが辛かったこととでデジカメで撮った写真がぼけていて何度も撮りなおしたことを覚えています。
結局眼鏡を買いました。
花粉症の時期になると、涙が止まらなくなったり痒くなりました。
薬局に行き、目薬をつけると随分楽になり快適でした。
しばらくすると、目が痛いときがあり、涙がたまり、街灯を見ると明かりが大きくかすむこともありました。
目薬をさしても、その時だけで、今までとは違うと思いはじめ、眼科に行きました。
眼圧や視力を測りました。
あれだけ見えていた時があったのに、かすんで見えない。
これも、現実と受け止めなければならなくなりました。
診察の結果、二つのことが分かりました。
目に傷が出来ていること。
もう一つは、眼鏡のレンズの度数が中途半端になっていたことでした。
これが、目を疲れさせていた原因で、今の現状だと分かりました。
たぶん、これまでの自分であったら、この目が痛いのも、色んなことのせいにしていたと思います。
仕事の量の多さのせい、眼鏡屋さんのせい、グラウンドに一日中外にいなければいけないせい。落ち込む原因を自分で何回となく、自分で叫んでいました。
しかし、この目が痛くなったことに感謝をするようになると、不思議と気持ちが違ってきました。
これも、「ありがとう」の力です。
目が痛くなったからこそ、眼科に行きました。
そうしなければ、いつまでも、今の状態が続き、自分にいいことなどあるわけがないのです。
児童生徒は学校で諸検査を受けるようになっています。
その時にいつも言っていたことがあります。
「病気が分かることよりも、もっと怖いことがある。それは、病気が分からないことである」
人は、どうしても体がおかしいことに気がつかなければ、病院に行きません。
かつて、人間ドックを受け時に案内文に書かれていたのを思い出しました。
「体の調子の悪い人は、人間ドックに来ないでください。すぐに専門の病院に行ってください」
眼科に行ったことで、また一つ勉強をさせられました。
少しでも、おかしいと思ったら、すぐに行動して、病院に行きましょう。
忙しいとか、時間が無いとか理由を付けると、もっと苦しくなります。
自分の体は、自分で守る。これしかないのだと思います。