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108【すーさんの学校】使った部屋は、もとどおり!
ホテルに泊まったときに、元のとおりに部屋をしているかという話しです。
この話しを聴いて、「すごい」としか言えませんでした。
出来ないことではないが、必要性を感じていなかったからです。
今までの自分は、出たゴミや使用したタオルなどは、掃除する人が見たときに、困らないようにするぐらいで、一カ所に固めたり、使用した物としてないものを分ける程度でした。
しかし、話しを聴くとそのレベルがまったく違っていました。
ホテルの人が部屋を掃除に来たときに、「本当に使用したのか」と思われるくらいに元のとおりにするということです。
もちろん、ゴミも出しません。
そして、部屋を出て行くときには、部屋に向かって礼をするそうです。
たぶん、何のためにと思うかもしれないが、自分なりに考えたことは、感謝です。
お客さんとして、お金を出して泊まっているのだからと考えてしまうと、世の中のすべてのことに感謝の気持ちがなくなってしまいます。
物を買ったとき、「売ってくれてありがとう」、食事をしたとき「おいしくいただかせてくれてありがとう」です。
しかし、ホテルのフロントの人に、「ありがとうございました」は言えても、ホテルを掃除してくれる人には、直接言えるとこはありませんでした。
そう考えると、部屋をきれいにして掃除をしていただく人への感謝の心は、部屋を元のとおりにきれいにしてあげることではないでしょうか。
それも、予測を上回るくらいに・・・
清掃をしてくれる人が、そんなきれいになった部屋を見たときに、気持ちがいいはずです。
すると、その日の仕事も気持ちよくできると思うし、その気持ちを、別の形で人につなげることもできるのではないでしょうか。
使った部屋を元のとおりにすることは、感謝の気持ちを伝える大切なことだと感じています!
これは、完璧にするということではなく、使ったものは綺麗に整えておきましょうということです。
それは、清掃する人が使ったのか使っていないのかを迷うこともあるそうなので・・・((^_-)-☆