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106【すーさんの学校】子どもと一緒に買い物をしよう
子どもがキッチンに立って、料理を作るときの材料の話しの続きです。
材料で、料理を作るのではなく、料理を作るために材料をそろえるところからはじめると、また新しい発見があります。
弁当の日というのが始まって何年になるのでしょう。
はじめは、単に給食ではなく、弁当を作って持って行くことだと思っていました。
しかし、講演を聴いたときに、どちらかというと子育てのしめる割合の方が多いと感じました。
その一つが、弁当の材料を一緒に買いに行くということです。
親子で、弁当の中身を検討します。
もちろん、色や栄養も考えて、レイアウト等も考えます。
それだけでも、楽しい話題作りができます。
弁当に限らず、休みの日に料理を作るときも同じです。
絵を描いたりするともっと楽しくなります。
大げさかもしれないが、夢実現の一歩と考えることもできます。
そして、材料をそろえるための買い物です。
子どもと一緒に買い物に行き、自分で手にとって選ばせます。
決して、親が選んではいけません。
その材料が高くついたり、無駄になったりするかもしれないが、これも勉強です。
いかに、コストを抑えるか、無駄にしないようにはどうしたらいいか、子ども自身に考えさせることも子育てのなかで大切なことであり、親が結論を急がないことがいいでしょう。
大人でも、やらされる仕事よりも自分で考えた仕事の方がおもしろいと思います。
子どもでも同じです。
自分で考えた料理を、自分で材料を買いに行って、自分でつくりましょう。
それを食べてもらいましょう。
「おいしいね」と言ってあげましょう。
アドバイスをしてあげましょう。
苦労した分、褒めてもらうと嬉しくなります。
食を通して、子育てをする楽しみが増えていくといいですね。