ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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102【すーさんの学校】雑学を雑にしない

 雑というと、いいイメージでとらえることはできないような気がします。
しかし、雑学は、「多方面にわたるまとまりのない知識や学問であり、また、学問とは関係のない雑多な知識」(大辞泉)でもあります。
そして、雑学を楽しむ人は、知識人として周りから一目おかれます。
 クイズ番組を見ていると、色んなことを知っていて「すごい」と感じることがよくあります。
自分の専門分野や興味があることは、簡単に説明することができても、それ以外のことになると、周りからは簡単に思えても、自分で説明するのは難しいものです。
 そんなこと知っていても、何にもならないと思う人は、そこで止まってしまい、次のステージに行くことができないから、調べることもしなくなります。
自分に興味の無いことを知っていても意味がないと思うのも否定はしませんが、知っていて損をすることもないと思うのです。
 12月が近づくと、クリスマスやサンタクロースが目に付くようになります。
しかし、クリスマスとサンタクロースとの関係やサンタクロースの服の色とか、どうでもいいことかもしれないが、知っていると楽しみ方も違ってきます。
まして話題が夢のある話しや楽しいことになることを知ってしまうと、人に伝えたくなります。
子どもにそんな話しをしてあげるのも、親としての大切な仕事であるような気がします。
 雑学を雑にしない。
雑学というと雑になってしまいます。
そうではなく、話題性のあるものや日本の文化的なことなど、知っていると人を幸せにすることもできます。
知っていることや知ったことを自慢げに話しをすると、中には、嫌に思う人がいるかもしれません。
話しをするときは、相手を選び、また、人がきいてきたときこそ、最大のチャンスです。
 雑学を雑にしないで、学ぶことを楽しめば、それは雑学ではなくなります。
そして、大切なことを伝えて残していくこともできると思います。
  きっと、それは人に喜ばれるから・・・

 

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