ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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101【すーさんの学校】真似をされる喜びを・・・

 学ぶとは、真似るからきているという話しをよく聞きます。
確かに、仕事でも勉強でも、土台や基礎となるものがないと何もできないし、発想も生まれてきません。
人は、誰でも気がつかないうちに色んなことを真似して、育ち、生活しているんだと思います。
 しかし、自分が真似されることを嫌がる人もいます。理由はそれぞれにあると思うが、その人でさえ、誰かの真似をしていろんなことを学んできていることには気が付いていないようです。
自分が、真似をされて嫌なことであれば、自分がやっていることも人から見れば嫌なことであるかもしれません。
もしかすると、真似をされることよりも、真似をされた相手が自分と合わない人なのかもしれません。
 考え方てほしいことがあります。
それは、真似をされた人は、認められたということでもあると思います。
芸能人で人の真似をして仕事をしている人もいます。
誰が見てもすごいと思うし、嫌なことを真似している人はいないように思います。
さらに、真似をされると、いつまでもその人のことが記憶に残されていくということもあります。
ただ、著作権や肖像権を無視して自分の欲だけのために偽物を作るのは別問題です。
 真似をされた人は、間違いなく、真似してくれた人を助けてあげているいうことにもなります。
同調してくれる仲間が増えたということでもあるからです。
これは、素晴らしいことで、相手を幸せにしているということにもなるのではないでしょうか。
世の中に幸せな人を増やしていることにもなるように思えるからです。
 最初は、自分の真似をされることを嫌に思うかもしれません。
でも、真似をされた人は、真似をした人からみれば、師匠であり先生でもあります。
だから、真似をされたときには、真似をしてくれた人に、「どうぞ、どうぞ」という気持ちが必要なこともあるのだと考えます。
こんな気持ちが育ってくると、人から頼られる人となり、友だちが増え、新しい発想もうまれ、生活していくのが楽しくなると思うからです。
 真似をされることを誇りに思うようにするのもいいものです。
そして、楽しみましょう。
そんなことを、しもやん(下川浩二 氏)に学びました。

ただし、著作権や肖像権を無視して自分の欲だけのために偽物を作ったり、嫌だと言っているのにやり続けるのは別問題です。

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