ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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97【すーさんの学校】早起きは三文の徳(得)!

 修学旅行で奈良公園に到着する前に、バスガイドさんから「早起きは三文の徳(得)」という話がありました。
言葉は知っていましたが、話を聴いて、なるほどと思いました。
由来は次のような話でした。

  「早起きは三文の徳(得)」の由来・・・
 奈良県では、鹿は神様の使いとされ、現在でも神聖な動物として扱われています。
 遠い昔は鹿を傷つけたり、殺してしまうと罰金を払わなければなりませんでした。
もし、朝起きたとき、自分の家の前に鹿が倒れていたら、自分でやったわけではなくても罰金を払わなければならなかったそうです。
 罰金は誰も払いたくないものです。
まして、自分にはまったく関わりのないことです。
そこで、朝早くに起きて家の前に鹿が倒れていたときは、その鹿を隣の家の前においていたと。そして鹿を置かれた家は、そのまた隣の家におき、順番に回していき最後まで寝ていて、家の前に鹿が置かれた人が罰金を払っていました。
そのときの罰金が三文だったことから、『早起きは三文の徳(得)』ということわざが出来たのだそうです。
  時々、「よく早く起きれますね」と言われます。
それは、早く寝るからです。
いつの頃からか、早く起きないともったいないと思い始めました。
逆に、早く起きるともったいないという人もいます。
それでも、朝は、仕事にしても、何をするにしても、疲れていないのでスムーズに進みます。
 一年間ほとんど、朝日が昇るのを見ていますが、当たり前のことだけど、季節によって昇ってくる場所がちがいます。
また、雲一つないときに、昇ってくる朝日は最幸です。
鳥の声も聞こえ、山は輝いて見えます。
このようなことが体験できるということは、得をしているのかもしれない。
 「早起きは三文の徳(得)」の由来とは、今の生活に関わりはないが、早く起きることで幸せを感じている。
 でもこの頃は、早起きと言うよりも、目が覚めたときが起きる時です。
 

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