ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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94【すーさんの学校】「修学旅行」への想い

小・中・高校時代の思い出の一番は、やっぱり修学旅行だと思います。
これだけ、大きな集団で計画通りに移動し、計画通りに帰ってきます。
事故は困りますが、やっぱり、いろんな事件が起きてしまいます。
それも、後になれば、いい思い出となったりします。

 そもそも、日本における修学旅行は、1882年(明治15年)に栃木県第一中学校(現・栃木県立宇都宮高等学校)の生徒たちが教員に引率され、東京・上野で開かれた「第二回勧業博覧会」を見学したことが日本での「学生・生徒の集団旅行」のはじまりだそうです。
 「修学旅行」という言葉は、翌年に長野師範学校(現・信州大学)が同様に実施したものが1887年(明治20年)4月20日発行の『大日本教育雑誌54号』に掲載された際に初めて使われたといいます。(ウィキペディアより)
 では、「何のために修学旅行に行く」のでしょうか。
 かつては、日本の一般庶民の所得が低かった頃は、なかなか遠方へ家族旅行に行く機会も持てなかったため、修学旅行によって見聞を広めてもらうことが修学旅行の大きな目的とされていました。(ウィキペディアより)

 しかし、現在では所得が向上し、海外も含め遠方へ旅行に行く家庭が多くなってきたことから、かつての目的は、言われなくなってきました。
学校は、教科での見聞を広めてもらったり、集団行動や集団で宿泊することで、仲間意識を高めさせることもあります。
また、マナーについても問われるところで、あいさつや公の場で大きな声を出さない等を経験する場でもあります。
 修学旅行を楽しむために大事なことは、とにかく、「人のことを考えて行動する」ことです。
守るべきこと(時間・ルール)は当たり前のことで、これが、人のことを考えて行動することになります。
仲間に迷惑をかけないのも大切ですが、バスの運転手やガイドさんを喜ばせることを考えて行動するとより一層楽しくなります。
 色々な想いを乗せ、修学旅行は出発します。
それまでの、準備は大変であるからこそ、修学旅行は楽しくなるのだと思います。
でも、一番大事で守るべきもの。それは命です。
何があっても、無事に帰ってくるのが、一番のお土産でもあるのです。

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