mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
82【すーさんの学校】大阪のN君へ(輝け、背番号34)
随分前の話であるが嬉しい電話があった。
野球を頑張っている教え子からだった。
「大阪のN君へ・・・」
先日は、電話ありがとう。
野球というスポーツを通して、夢を叶えるために頑張っている姿は格好いいと思います。
それは、自分の夢を叶えることも大切だけど、頑張って姿を見て、人が感動するからです。
そして、応援をしてくれます。
野球人に限らず、スポーツをしているアスリートは、自分のためではなく、応援してくれている人のために頑張っています。
体操の内村航平選手は、「以前は自分のためにやっていた体操、でも今は違う。人に美しい体操を見てもらうためにやっている」と言っています。
これは、目的です。何のためにというのが目的ですから、ゴールはありません。目標は、クリアーするために目安になることです。全国に行くとか、優勝するというのが目標です。
野球でいえは、見ている人や応援してもらえる人を「感動」させるのが、目的です。
だから、感動させるために、練習や自主トレを大切にするんです。
これが、自分のことだけを考えていると、基準が自分になるので気を抜いてしまいたくなります。
せっかくいただいたチャンスなのだから、精一杯楽しんでください。
人は、頑張ると苦しくなります。
頑張ることを楽しみはじめると、成長します。
楽しむためには、自分にプラスの言葉を浴びせることです。
口から+(プラス)の言葉を言うと、叶という字になるでしょう。
そして、「感謝しよう。つらいことに苦しいことに”ありがとう”」です。
これから、いろんなことがあると思いますが、これは、すべて、あなたにとって必要なことだからです。
まだまだ、話をしたいことが一杯あるけど、いつか、会ったときにゆっくり話をしましょう。
活躍を期待しています。輝け背番号34!