ツリーベル教育研究所  【すーさんの学校】

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76【すーさんの学校】人を褒めるには技術が必要です。

人をやる気にするのは、褒めることとよく言いますが、褒め方を知らなかったり、褒めるものが見つからなくて、何もできない人もいるようです。
     
 褒めるためには、技術が必要
 (1)具体的に褒める
具体的に褒めるとは、「あなたの○○ところが・・・」「この前の○○のことが・・・」というように、相手がはっきりわかるように褒めてあげることです。
具体的に褒めないと、相手はお世辞だとすぐに見抜いてしまいます。
 (2)褒めることが見つからないときには・・・
観察しましょう。
着ている服や何気ない仕草等、見つけようとする技術も必要です。
でも、服装とかアクセサリーだけを褒めてもダメです。
その人の表情や雰囲気を褒めるのが重要なのです。
それでも、見つからないときには、何かを手伝ってももらいましょう。
そして、ありがとうだけではなく、本当に助かったということを具体的に伝えましょう。
ここの具体的とは、作業の内容です。
それでも、見つからないときには、相手が最近上手くいっていることをきいてみましょう。
 (3)相手の顔を見て、「笑顔」と「ありがとう」を忘れずに・・・
褒めるときに、相手が一番喜ぶのは笑顔です。
「ありがとう」と「笑顔」が何よりの報酬です。
笑顔を作るのもありがとうを言うのも、日頃から意識して、訓練することも大切です。
笑っている人は、いつも幸せそうにしていますからね・・・

子育ても同じです。
自分の家の子どもは褒めるところがないのではありません。
褒められるようなことをさせていないのか、親が気がついていないだけです。
いろんな行動が当たり前と思っても、当たり前のことを具体的に褒めてやるのも必要だと思います。

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