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第152回 オスグッド(成長期の膝の痛み)どうする?

先日、アロマ膝ケアはオスグッドにもいいですか?と
質問がありました。

成長に伴うものなので、
1回の施術で痛みをゼロにするのは
なかなか難しいかもしれないけれど
アロマ膝ケアはかなり役立つよ~。

お家でお母さんもできるしね。
毎日、アロマ膝ケアすれば、悪化もしないよ(^▽^)/

(今月のアロマ膝ケア講座2023.6.24㈯は
 オスグッド特集にします。
 https://bit.ly/3BXCjQP

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まずは、オスグッドの予備知識から・・・。

正式名称を「オスグッド・シュラッター病」。
(アメリカの整形外科医オスグッド氏と
 スイスの外科医シュラッターがこの症例を学会に
 報告したことから名づけらた)。

小学校高学年から中学生くらいの成長期の子どもに
頻発するスポーツ障害。

特にサッカーやバスケットボール、バレーボールなど
膝への負担が大きいスポーツ種目で多くみられる。
男>女

膝のお皿の下あたり
(正確には向う脛の骨の上・前面;脛骨粗面)の痛み。

悪化すると脛骨粗面が隆起して、
お皿の下に骨の瘤ができたようになる。

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運動を一生懸命行っている男の子に多い疾患だよね。

「オスグッドだから、練習お休みしようね。」と
大人が言っても、

「このくらいの痛み、平気。」と我慢して
練習を続けちゃうと
もっと痛くなって、お皿の下の骨の瘤が
大きくなるからね。

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更に悪化すると
瘤(石灰化した部分)が元の脛骨粗面から剥がれて
激痛になるからね。

そうなったら、骨が修復するまで
1か月位、安静にして、スポーツはできないよ。

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オスグッドは成長期に起こるから、
しょうがないし、
成長が止まれば痛みは治るのだから、
そんなに重視しなくてもと思うのも分かるけれど

一生懸命運動しているお子さん本人と
それを応援している親御さんには
オスグッドは深刻な悩みだよね。

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そもそも、
オスグッドってどういう機序で起こるかだけれど

骨の成長スピードが速い一方で
筋肉(大腿四頭筋)の大きさ(筋繊維方向)や
筋膜がそれに見合って成長しないことが原因だよね。

オスグッドのお子さんの大腿前面(大腿四頭筋)は
骨の長さに対応して、短いので、
引っ張られて、テンションが高くなっています。

カチンコチンだよ。

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この大腿四頭筋が固い状態でスポーツするから
この筋肉が腱になって、骨に付着する脛骨粗面で
組織が壊れて、痛みが発症します。

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骨は、骨膜に包まれていて、
その骨膜に大腿四頭筋腱が付着しています。

大腿四頭筋が緊張して、筋肉に余裕がないと
腱が骨膜を引張ぱる力も強くなります。

この状態で、ジャンプや膝の屈伸を多くすると
腱に引っ張られている骨膜が骨から剥がれた状態になり
炎症(組織が壊れる)が起き始めます。

これが修復される前に更に、スポーツをすると
更に炎症(組織が壊れる)が進みます。

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炎症が起きているところには、
石灰化が起きます。

骨と骨膜の間が壊れ、隙間のある状態なので、
ここを埋めようとして(組織を修復しようとして)、
Caが沈着します。

この状態が長引けば、石灰化もその分進むので、
お皿の下に骨の瘤ができたような骨の形になります。

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瘤が大きくなる頃になると、
瘤の分だけ、筋肉は短くても大腿骨と長さが釣り合うので、

腱の引っ張られ過ぎも緩和して、次第に炎症は治まります。

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オスグッドになる前に
大腿四頭筋や脛骨粗面にアロマ膝ケアオイルを
塗りこんでいたら、
オスグッドになりづらいのではないかなとも思います。

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オスグッドについては、時々質問もあって、
悩んでいる方もいらっしゃると思って、

今月のアロマ膝ケア(2023.6.24㈯・午前)は
オスグッドの予防と痛みの緩和特集の内容にします。
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