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【ぽのヨガ便り#YOGA】月食と5つの鞘
こんにちは。ぽのヨガのユキコです。
いつもぽのヨガ便りをお読み頂きありがとうございます。
昨夜の部分月食みえましたか?私は職場のベランダからスタッフみんなで眺めてわいわい写真を撮っておりました。夕方、濃く深いオレンジの夕日も見事で自然のエネルギーを感じずにはいられない美しさでしたね。欠けていく月から一時の静寂と共に消えた月、そしてまた満ちる月へ。特に消えた月には「見えないけれど確かにそこにある」という感覚で、まさにヨガだなと感じました。本当は自分の中にすでに幸せがあるのに、目に見えるもので満足しようとすると自分の外側にそれを求めるといいます。物欲や食欲などもそのひとつです。取り過ぎてしまうと自分の周りのちりやほこりとなって、それが曇り空のように自分の鞘(さや)をくすませ本来の自分が見えづらくなってくるそうです。
ここから今日は深めの話。私にとってヨガ哲学はあーそうなんだ!!ってとにかく腑に落ちる事が多いんです。あっ!とか、へー!とか思う時って心が嬉しくなりませんか?
ヨガの大好きな教えにパンチャコーシャという考え方があります。
ヨガの古い経典「タイッティリーヤ・ウパニシャッド」に書かれているものです。
人間はコーシャと呼ばれる5つの鞘、5つの層のようなものが存在しているといいます。
一番内側には真我(アートマン)。そこから歓喜鞘(至福と平安の鞘)、理知鞘(理知と識別の鞘)、意思鞘(心理や感情の鞘)、生気鞘(プラーナの鞘)、食物鞘(肉体の鞘)があるそう。
一番外側の食物鞘は肉体として見えている身体のこと。だから身体が5感を通じて喜ぶことをしようと納得します。
ヨガなどで身体を動かしたり、体が喜ぶ食事をとったり、目に優しい自然を眺めたり、デジタルをみる時間を少し減らしたり、老廃物の消化をスムーズにしたり。鞘をくすませているかもしれない、ちりやほこりをお掃除できることは日常にありそうですね。この5鞘のお掃除の一つとして、ヨガはサポートしてくれるものだと思います。
昨夜の空と満月のように、澄んだ空のような鞘と内側に輝く満月のような真我をもつ人でいたいものです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
今日も楽しい一日をお過ごし下さいねー!!
【近日のぽのヨガ】
11/20㈯11:00~昼ヨガオンライン60分
▶https://ticket.tsuku2.jp/eventsDetail.php?ecd=20221946085021
11/20㈯21:00~夜ヨガオンライン30分
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11/25㈭13:15~14:30 月一鶴川クラス@鶴川市民センター
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